表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ノリで異世界転移やってみた  作者: もち
第一章 異世界転移
14/19

こしあん派VSつぶあん派

 ふう、対つぶあん派の部屋もできたし、二人の部屋見に行こうかな。まずリナから。


「ねぇ利奈ー。いま部屋どんな感じ?」

「ん?いいか感じだよ?いま対こしあん派の部屋つくってる。」

「へぇー……、じゃあ、つぶあん派なんだ……。」

「うん、そうだけど?もしかして、つぶあん派なの?」


 私がつぶあん派になる?そんなわけ、そんなわけ……


「そんなわけあるわけないだろぉぉぉぉ!私をつぶあん派の人間とおなじにするなぁ!」


「え、あ!七希こしあん派なの!?こしあんのどこがいいの!?」

「邪魔な粒がないところだぁ!そっちこそどこがいいの!?」

「はぁ!?つぶつぶしておいしいだろ!?こしあんはなんか物足んないだろ!!」

「うわぁ貧乏性……」

「貧乏性なんかじゃねえ!前にネットで調べたらこしあん派がほとんどだったんだよ!おかしいだろ!?」

「もしかして中二病!?人と違うのがかっこいいよねみたいな??もう高2だよ?」

「うるせぇ!」

「そうなんだ、中二病だったんだ!」


 ***


「うるさいわね……」

 利奈の部屋かしら。珍しいわね。こういうときは普通は七希のに。

「利奈―!入るわよ!利奈?」


 ガチャ


「まさか、私の友人につぶあん派のスパイが混じっていたとは」

「こっちも、同じ気持ちだ。七希さんよぉ」

「なぁ、リナッチ。いや利奈。お前もこしあん派にならないか?」


 ……。


 …………???


「ちょ、どうしたのふたりとも!なんかガラの悪い不良みたいになってるけど!今、この中で一番真面目そうなの私なんだけど!一番授業サボってんの私なのに!」


 ……。 ……。


「少しくらいは聞いてくれったっていいじゃないのー!!」


 ……。


「ねえ、聞こえてる?」


「ん?あっ!聞こえる、聞こえる!あんこ戦争してるからあとにしてね。」

「あんこ戦争!?え、何それ!」

「あんこ戦争はあんこ戦争だ!」

「さっきからどうしたのー!」

読んでいただきありがとうございます!よろしければ評価、ブックマークよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] これで終わり? 読んだ時間分損した。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ