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ノリで異世界転移やってみた  作者: もち
第一章 異世界転移
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異世界転移の噂

こんにちは、もちです!よろしくお願い致します♪

「ん…」


 気持ちの良い朝だ。鳥が鳴いている。あぁなんて爽やかな朝なのだろう……。アハハハハ~


 ピコンッ


 ん?MINEかな?誰からだろう。


(遅刻したら許さないんだから:千穂 8時30分 既読1)


 おっと、グループラインからだ。なんだって?


「えっと……千穂…30分…遅刻、許さない………」


 あれ、これって………


「遅刻寸前じゃん!!!」


 ま、まずい、今は8時26分。どうやら利奈は8時12分家を出たみたいだ。利奈が家を出てから14分も過ぎてる!確実に怒られる……。利奈は割と優しいから大丈夫。多分だけど。でも千穂が怒ったら………うぅ寒気がする…。


 ちなみに利奈は利奈。ちなみに男性。フルネームだと……何だっけ? 千穂は高江千穂だ。二人とも私の幼馴染で、今日は8時半に遊ぶ約束をしている。ちなみに私は七希、美里七希だ。


「そんなことより連絡だ!」


(ごめ、今起きた 七希)

(やっぱりね。さっさと来なさい 千穂)

(ご愁傷様 利奈) 


 ピコンピコンと千穂が怒ってMINEを送ってきている。そんなことはどうでもいい、


「早く準備しよ!」


 ―――数十分後


「本ッ当に申し訳ございませんッッッッ!!!」


 素直に謝るしか道はない!!どっちにしろ1ミリぐらいしか変わらないと思うけどね!


「遅い。なんっでこうなったのか私が納得出来るように説明しなさい」


「それは私が寝坊したからですッ!」 


「あんたのせいで私が使う時間がどの位減ったと思ってるの……?」


 それは、えーと私がついたのが8時47分で、千穂がここに来たのは……


「なぁ高江、怒っても遊ぶ時間減るだけだからな」

「はぁ、そうね……。七希、今回は利奈に免じて許したげる。次はないわよ」

「はい……。利奈ありがとね……」


 利奈はいい人だ。優しい。どっかの誰かさんと違って。まぁ私のせいだけど


「まぁいいわ、今日行く場所教えるわよ」

「「どこなの?」」


 そういえば聞いてないな。


「ふふん、それはねぇ、」


 それは?


「異世界に行けるという場所よッ!」


「「は?」」


 異世界… 噂…千穂そっち系だったのか。初耳。


「何?文句あるのかしら…?」


「「い、いや?なんでもありませんよー、ハハハハハ…」」


 まさか千穂が、異世界転移したいタイプの女の子だったとは。


「はい、話は終わりにして、さぁ行くわよ!」

「どこに?」


「とりあえず駅までかしら!」


 遠っ!ここからえーと何㎞だっけ……


「勿論歩きで!」


 は?


「駅ってどんくらい遠いか知ってる?バ、バスだよね?まさか千穂さんが冗談を言う日がくるなんてねぇアハハハハハ……」

「高江が冗談を言うなんて珍しいな!アハハハ」


「五月蝿いわ!さっさと行くから!はい、出発!」


 いったい、これから何分歩くのだろうか…

読んでいただき誠にありがとうございます!

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