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ーー夢ーー

ーーー頭に鍛造の音がする。


「オマエが打ってるモノはエモノじゃねえ。魔法だ。」


ーーー鍛治師はエモノに命を吹き込む。


「オマエのエモノには魂がねえ。空っぽの、エモノの形をした何かだ。」


ーーー魂を打つ音がする。


「それでもオマエがやりてえなら、極めたいと思うならーーー諦めるな。道は違うが行くところまで行け。その先に見えるものは偽物なんかじゃねえはずだ。」


「俺もまだ、道の途中なんでな。答えなんざ知らねえ。ましてや他のやつに道を示すような適当な事は出来ねえ。だがーーー」


ーーー俺の心臓が、高鳴る。


「バカはバカなりにやればいいんじゃねえか?本物のバカになるために、命を捧げる覚悟でよ。」


ーーー命を吹き込む覚悟はあるか?魔法とは、象る(かたどる)ものじゃない。新たに作るモノなのだと。

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