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ルームメイトが幽霊で、座敷童。  作者: 巫 夏希
ドイツ・猿の手編
90/212

神社の気配と新興宗教


「……しかしまぁ、まだ静かだよ」


 廊下に出てもやはり静かだった。まぁ、ここで煩かったら逆に色々疑っちゃうんだけどね。

 こういうとき局長でも居れば便利なんだけどなぁ……。彼女なら色々自力で解決させるだろうし。

 ともかく、もしもは今考えちゃいけないね。オカルトに一番近い(というか肩まで浸かり込んでる)僕らの殆どがやられてるんだ。相手は相当の手練れなのは間違いないね。


「……しかし、ここまで静かであると」

「どうしたヴンダー?」


 せっかく人が考え事してるんだ、途中で遮らないでくれないかなぁ?


「――祐希、お前はリトの事が心配なんだろ?」

「死ね」


 ドン――ッ!!

 あちゃー、思わず封霊銃撃っちゃった。誤射だ、誤射。


「誤射で眉間狙うか普通?! あとコンマ数秒遅かったら封印されてたぞ!!」

「そこはあんたの“奇跡”でなんとかすればいいじゃん」

「そーいう問題じゃなくてだな!!」


 あーはいはい解ったよ。


「そういえば思ったんだけど」

「今までの流れ思いっきりぶったぎりやがった、この女」

「黙れロリコン」

「……! お前に憑いてるからであって……」

「おいそこはロリコン否定しろよ」

「……話が進まねぇ、なんだ?」

「じゃあロリコンは否定しないんだ?」

「ロリコンから離れやがれこのクソ女」


 ドンドン――ッ!!


「ややっ、二回も誤射とは。こりゃ後でメンテナンスしなきゃなぁ」

「俺はそれより前にお前の心のメンテナンスをすべきだと思うんだが?」

「コロサレタイ?」


 というよりかは話が進まねぇからこのパートさっさと終わらせようぜって話。二日更新またしといてこんなグダグダパートじゃ見てくれる人も見てくれないからね?


「理由がメタ過ぎる!! ……ったく、だからさっきから俺が先に進めろと――!!」

「待った、なんか聞こえる」


 正確には電気が弾けたような音かな。静電気の音の数倍大きくした音が、ちょっと遠くから聞こえてきた、と言えば色々解るかな。

 多分あの方角にある部屋は――。


「巫女二人が寝る部屋、だったな。……ってことはここはクロか?」

「そうかもしれないしそうでないとも言えるね。“操られている”可能性が無いとは一概にも言えないし。ってことは……やることが定まってくるってわけだ」

「……相変わらずお前は性格悪い。お前なら本当のカミサマにだってなれるんじゃねぇか?」

「嫌味?」

「好意的に受け取って貰えると助かる」


 まぁここでいつもなら普通に封霊銃をまたぶっ放すんだけども、今は緊急時ってのもあるし、二回で保留かな。……とにかく今は。


「……嫌な予感がする。急ごうヴンダー」


 ヴンダーの馬鹿もこの際はヤバイって事が解ったらしい。静かに頷いて、それからは何も話さない。

 何がヤバイ、ってのは説明がつかない。……けど、この変な胸騒ぎはきっと向こうでヤバイ何かが起きているんだろう。僕とヴンダーが行っても場合によっては直ぐに倒されてしまう程にね。

 だけど……今は行くしかない。

 こんなオカルトな現象を止めるのが、僕らの仕事だからね。


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