表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ルームメイトが幽霊で、座敷童。  作者: 巫 夏希
ドイツ・猿の手編
79/212

神社の巫女は奇妙奇天烈

「……って、待て! 祐希お前男だったはずだよな?!」


 喧嘩している訳ではないがさっきラッキースケベがあったせいでマジギレしている祐希だが、もうこの際問題無い!! 確認しておきたいことが幾つかある!!


「あぁ、それは君がそうと思ってるだけじゃないの。僕は生まれてからずっとこの身体だ」

「なん……だと?」

「まぁまぁ、いろいろ突っ込みどころはあるだろうが、ここで行かなくてはいけない場所があるんだ」

「……見事に話をそらしやがったな。で、そこは?」

「この街に神社があるんだという。そしてそこには変わった人間が居るんだと」

「なるほど……行ってみるしかないか」


 とりあえず多少の疑問は残るものの、俺はそちらへ向かうこととした。

 すこし歩くと、それは見えてきた。西洋的な建物に混じる日本式鳥居。おかしいだろいろいろと。


「すいませーん」

「はーい、なんでございましょー?」


 直ぐに誰かが出て来た。巫女さんかな?


「ちょっと調査したいんですがー」

「ええ、構いませんよー。あっ、私は神奈木恵美といいます」

「かんなぎ……めぐみ……?」


 姉ちゃんどうした?


「いや、昔聞いたことのある名前だからつい、な」

「そうですか」

「……胎児よ、胎児よ、なぜ踊る」


 うわっ、気付いたら後ろに何か人いるし。

 しかもなんかぶつぶつ言ってるし。怖い。


「あー、彼女はもう一人の巫女さんです」


 そりゃ服装見れば解りますって。


「名前は……言える?」

「……母親の心がわかって、恐ろしいのか……胎児よ、胎児よ……」

「あぁ、駄目だ。彼女の名前は久礼玲奈。ここで引き取る前からこんな感じだったらしいのよ……」


 俺は、それを聞いてなぜかは知らないが冷や汗が流れ出した。

 なぜだろう。理由もない恐怖が俺に襲いかかってきた。

 だが、その理由が解るのはずっとあとかもしれない。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ