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ルームメイトが幽霊で、座敷童。  作者: 巫 夏希
神事警察復活篇
43/212

巫女の仕事は化物退治

「それって……」

「ああ。これかい? 聖痕スティグマータ。あなたの使っている封霊銃よりかは新しいけどそれでもオートマティックタイプの新型とは違うから、一人で照準合わせないといけないの」

「それってたしかキリスト教のやつじゃありませんでした? いいんですか、仮にも日本神道の巫女さんでしょう?」

「そこんとこはまあ大丈夫。そうじゃなかったらこの国はキリスト教もイスラム教も入って来れないよ?」

「そりゃそうですけど……さっきから部屋の中を充満しているBGMってのは……」


 そう、さっきからまるでタイマー機能でもかけていたかのように音楽が鳴っているのだ。しかも人の呻き声も入ってきやがる。死にたくなる音楽だ。


「いい音楽でしょ? レコード屋で安く売ってたのよ♪」

「よくもこんなキチガイレコードを!!」

「……それ何かのネタ?」

「すいませんスルーしちゃってください」


 俺のツッコミというかボケというかがスルーされたのはもう仕方がない。ジェネレーションギャップってものかもしれない。僅か数年の差で感じたくねーけど。


「とりあえずどーするんです!?」

「ハサミ撃ちです!!」


 うわーすげー単純。


「なにその『もうちょいいい作戦考えつかなかったのかバカヤロー』的な目は!! さっさと班長に従いなさい!!」

「俺の心でも読んでるのかその言い草は!!」


 仕方ない。

 仕方ない。それを考えても意味はない。

 とりあえず上には従うのが世の中の性ってもんだ。俺は封霊銃を構え、右手に回る。


「ヴォオオオオオ」


 獣のような声を、霊体は挙げる。

 それを聞いて、一瞬班長さんの足が止まった。

 それを狙っていたかのように。





「班長さん!!」





「!!」





 班長さんが俺の言葉に気づいたときにゃ、もう遅かった。

 俺の目の前で、班長さんは霊体に激突、そしてスローモーションがかかったようにゆっくりと倒れていった。

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