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ルームメイトが幽霊で、座敷童。  作者: 巫 夏希
最終章・百鬼夜行編
212/212

突然の結末と悪足掻き(後編)

「――通信、切れました」


 そう言って溜息を吐いた河上祐希はゴスロリ服を身に纏った少女である。そして一番、彼を気にしている存在でもあった。


「まさかこんな強硬手段に出るとは、ね」

「予想外でしたね」


 瀬谷マリナの言葉に、祐希は答える。


「しかしこれからどうする? この世界を滅ぼす……イザナギと名乗った存在は確かにそう言ったんだよな?」


 大沢神治は言った。


「――ならば、やるしかないでしょう。この世界を守るために」


 神薙めぐみは呟く。

 最後に、瀬谷マリナは踵を返し――笑みを浮かべた。


「これは神からの宣戦布告よ。私たちの世界は私たちが守る。神は確かに信仰すべき存在だけれど……やりすぎなことも事実。ならば、こっちだってやってやりましょう。世界の理を変えてしまうほどに……神に一泡吹かせてやるのよ」


 神からの宣戦布告に絶望する人間も居るかもしれない。

 しかし少なくとも彼女たちは絶望しなかった。寧ろ、人類を守ると固く決意した。


「さあ、始めよう」


 さらに、瀬谷マリナは言った。


「神と――殴り合いの喧嘩を、だ。愛しい弟をこんなことさせて……容赦しないよ」








 この日を境に――人間と神の戦いが、静かに始まろうとしていた。


第二部

「天使の降り立つ街(仮)」に続く。

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