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こんなことがありました。  作者: 金子よしふみ
第五章 始まってしまいました

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34/40

午後は

 よくよく園内図を見れば、空中飛行関係のアトラクションはもうなく、いやないことはないのだが、それはジェットコースター系のものだったので、

「どうする?」

 というのが、午後の一言目となった。

「う~ん」

 顎に指を当てながら園内図を見ているカナ姉に言えることは一つだった。

「カナ姉の気になるアトラクションに行こうよ」

「え? でも」

「気にすんなって。ていうかさ、あれは鷹鷲の課題なんだから、俺はあくまで協力者なんだから。せっかく来たんだ、カナ姉も遊ばないと」

「本当に?」

「ああ」

「じゃあ」

 という話を自分で振ったことを後悔したのは、ほんの五分経ってからだった。お化け屋敷。すっかり忘れていた。カナ姉はこういうのが大好きであり、俺はこういうのが大嫌いだということを。

 数分間のお化け屋敷を数時間にも感じた後、巨大迷路に突入して、カナ姉はこういうのが苦手であり、俺はこういうのが得意だと言うことが改めて証明され、一五時三〇分発の帰路のバス時間が近づいてきていた。残りは一つアトラクションが乗れるくらいだった。

「じゃ、ラストはあれだね」

 カナ姉がそう言ったのは大観覧車だった。一周が約十分。ちょうどよかった。


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