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こんなことがありました。  作者: 金子よしふみ
第五章 始まってしまいました

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さくら教諭は

 ところで……

「そこでタオル顔にかけてしゃがんでいる方はどうする?」

 俺がそう言ったのは、言わずもがなさくら教諭である。

「はい?」

 タオルを顔から外す。鼻にはティッシュが詰め込まれていた。どうやらのぼせて鼻血を出したらしい。生徒たちが命の危険にさらされながら猛暑の中走っている傍らで、文字通り血を流して声援していたわけか。

「さくら教諭、お大事に」

 俺はその日一番深いため息をついてそう言った。

「はい、ありがとう」

 さくら教諭が破顔一笑で謝辞を述べるものだから、俺の頭痛はますますひどくなりそうだったので、梅春教諭の解散号令直後に、重い足取りのままグランドを後にした。


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