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エピローグ
コツ・・・・コツ・・・・コツ・・・・
床に靴の音が等間隔に反響している。シルクハットにタキシード、そして変な仮面をかぶった男が薄暗く、気味の悪い部屋を歩いている。
部屋の中には、勉強机がひとつ。今では珍しい白熱電球のライトは、ジジッと音を立てて点滅している。
コツ。
靴の音が勉強机の目の前で途切れる。点滅を繰り返す電球の下に映し出されたのは、一冊の古ぼけた日記だった。男は椅子に腰かけ、日記を開く。表紙に積もっていた埃が舞い、きらきらと星空のように光を反射している。
男は瓶に刺さった万年筆を手に取り、インクをしみこませる。そして新しいページに万年筆を滑らす。
男の仮面はニッコリと笑顔を浮かべ、日記に悪夢が刻まれていく。
これは、人間の醜い感情が生んだ、終わらない物語。悠久とも取れる時間を苦悶の表情で進む、醜い物語。
あなたが最後に見るのは、真実か、それとも絶望か。ぜひともご覧あれ。
欠陥日記 執筆中。
どうも。削除した作品もありましたが、今回が初投稿となるKvAと申します。
1話完結の短編集を投稿しようと思っています。末永くお付き合いいただけたらと感じますので、これからよろしくお願いします。
中の人は中学生なので、言葉のつたない文章はあしからず。




