再会
「ーーリビィエラ……」
「起きたんだね、ケイ」
そう言い、リビィエラはケイに優しく微笑んだ。
そして次にオウカを見る。
厳しい表情で。
「オウカ……彼には決して手出ししないように言いつけておいたハズだけれど……」
「フッ。そう憤るな、小娘。ただの遊びよ……それより早くこの拘束を解け」
オウカがリビィエラに時間魔法による拘束を解くよう要求する。
しかしオウカは、
「ーーあまり危機感がないみたいだね、オウカ……私はね、あなたが思っているよりもずっとーー……」
リビィエラが全身から魔力を溢れさせる。
「怒っているんだよ」
その魔力がビリビリと空気を揺らす。
その様子を見たオウカは、
「相変わらず凄まじい魔力だ……で?怒っているからどうする?」
「ーー二度と私の言うことを無視できないように、ヘコませてあげる」
リビィエラの言葉に、オウカの口角が上がった。
「ナメるなよ小娘が……!魔を断て、『破刃』」
「!!」
オウカが唱えると、オウカを縛っていたリビィエラの時間魔法の拘束が解かれた。
オウカが笑う。
「自分の魔法は無敵だとでも思っていたか?小娘」
「無敵だとは思っていない……でも、あなたよりは強いと思っている」
真っ直ぐにそうオウカを見るリビィエラ。
「どこまでもーー……頭にクル小娘だ!!」
刀を握りしめてリビィエラに斬りかかろうとするオウカ。
そしてそれを迎撃しようとするリビィエラーー
「そこまでよ、二人とも」
それを止めたのは、颯爽と二人の間に現れた一人の女だった。




