洞窟の戦闘2
「さ、こんな連中放っておいて早くこんな場所から出ましょう」
重力の魔法で騎士たちを制圧し、レミアがこの場から去ろうとする。
「あ、ああ。でも大丈夫なのか?あの人たち」
地面に這いつくばる騎士を心配するケイに、レミアは、
「大丈夫。手加減してあるし、仮にも騎士だもの。あの程度で死にはしないわ。さ、早くーー」
ここから出ましょうとレミアが言いかけた時、
「レミアァアアア!!」
リリアーナがレミアの使った重力魔法を掻き消し立ち上がった。
その全身に、黄金の輝きを纏って。
「……私の重力を…なるほど、これが聖剣の力というわけね……流石代々王家に伝わる聖剣アルバテス……凄まじい力だわ」
「ハァアア!!」
リリアーナが剣を地面に突き立てる。と、リリアーナの位置から聖剣の力が辺りに伝わり、他の騎士たちも重力から解放された。
「おお……動ける……」
「流石リリアーナ様……」
自由になった騎士たちに、リリアーナが言う。
「あなたたちは退がっていて、レミアは私が相手をするわ」
そう言ったリリアーナに、レミアは小さく笑った。
「あらあら、聖剣の力を使えるというだけでこの私の相手ができると思っているのかしら……大した自惚れだわ」
「自惚れかどうかーー……その身で味わうがいい!」
叫び、突進してくるリリアーナに、レミアは、
「ならあなたの土俵、剣で相手をしてあげるわ」
レミアがそう言うと、いつの間にかレミアの左手には一振りの剣。
そうして、レミアとリリアーナ、二人の剣がぶつかり合った。
そのまま凄まじい速さと力で剣を打ち合う美少女二人。
そんな二人を、ケイはただ呆気にとられながら見るしかできなかった。
ーー異世界女子パねぇ!!