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魔女の恋人  作者: さくら あきと
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リヴィエラとの修行


 王都の散策をやめたケイは、リヴィエラの屋敷に向かった。


 レミアの疑いを晴らすには、少しでも情報がいる。


 ーーリヴィエラが知らなければ、ギルドへ行こう。


 ーー聴き込みぐらいなら、オレでもできるし。


 ーーあとは……


 色々考えているうちにリヴィエラの屋敷に着いたケイ。しかし。


「……えっと、インターホンなんてないよな……」


 どうやってリヴィエラを呼べばいいのか分からなかったため、とりあえず名前を呼ぶ。


「リヴィエラーお〜い。いるか〜〜」


 しばらくして、バタバタと物音がして、屋敷からリヴィエラの声がした。


「ケイ、門の前に居るの?」


「ああ」


「門に鍵はついてないから、入ってきて」


 そう言われたので、ケイは門を開け、門から屋敷までの道を歩き、屋敷の扉を開いた。


「お邪魔しま〜す」


「いらっしゃい」


 笑顔で出迎えてくれるリヴィエラ。


 しかしケイは慌てた。


 何故ならそこには、バスタオル一枚で身体を隠すリヴィエラが居たから。


「リ、リヴィエラ、何でそんな格好で……!」


「え?ああ。お風呂に入ってたの、そしたらケイの声がしたから慌てて出たんだ」


 そう話すリヴィエラ。


 本当に慌てて出たのだろう。身体はしっかり拭けておらず、ポタポタ水滴が垂れている。


「そ、そんなに慌てなくてもいくらでも待つよ。急に来たオレが悪いし」


 慌てて後ろを向くケイ。


 それを聞いたリヴィエラは笑う。


「そっか。ありがとう。じゃあ着替えてくるから、昨日の部屋で待ってて」


「うん」


 そんな会話をして数分後、着替えたリヴィエラがお茶を淹れて戻ってきた。


「お待たせ」


「いや、急に来てごめん」


「いいのいいの。……嬉しいよ。私」


「そう?なら良かった」


「うん。ふふっ。タイミングがよくなかったね。普段からこの時間にお風呂に入ってるんだ……修行の後だから」


「修行?」


「うん。ほら、この国も平和とはいえ、魔法を使った犯罪者はあちこちにいるし、魔物も出るから」


「なるほどーーあっ。じゃあもしかしてリヴィエラ、強い?」


「え?……う〜んどうだろ……剣術と体術には少し、自信あるけど」


 それを聞いたケイはソファから立ち上がる。


「リヴィエラ!頼む!オレに修行をつけてくれ!」













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