表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女の恋人  作者: さくら あきと
26/90

レミアの行動


 スライムを撃破した二人は、街代表の元へ足を運び、クエストを達成したことを告げた。


 代表が二人に感謝を告げる。


「ありがとうございます。冒険者様」


「いえ、では私たちはこれで」


 レミアがそう言い、二人は代表の家を出た。


 しばらく無言で歩いて帰っていると、不意にレミアがケイの手を握った。


「王都の宿まで、かなら距離があるけど、ゆっくり歩いて帰りたいわ……手を繋いで」


 レミアがほんの少し握る手に力を入れた。


「ああ。そうだな。そうしよう」


 ケイもそう言い、レミアの手を握り返す。


 そうして二人はゆっくり歩いて王都まで帰って行った。



 王都まで帰った二人は、まずギルドに寄りクエスト完了を報告した。


 報告を受けたギルドの受付嬢は、


「は〜い。初クエスト完了、おめでとうございます。こちらが報酬です」


 と、金貨を一枚差し出した。


「ありがとう。それじゃまた」


 レミアをそれを受け取り、きびつ返す。


「またよろしくお願いします〜」


「さてと、ケイ、何か外で食べて行く?」


 そう聞いたレミアに、ケイは横に首を振る。


「だって外じゃレミア、ずっとフードだろ?」


「別に怪しくないわよ。四六時中フードを被った人間なんて、そこら中にいるわ」


「そういう意味じゃなくて、オレがレミアの顔を見ながら飯を食いたいんだ。その方が絶対美味いから!」


 そう言われたレミアは顔を赤くし、


「もう……」


 そう呟きながらケイの手を取った。


「じゃあ宿の部屋で食べましょう」


 そしてまた二人は宿までの道を手を繋ぎながら歩き出した。



「……よく寝ているわね」


 夜、夕食を食べ、風呂に入ると、ケイはすぐに眠りについた。


「はじめての戦闘だったんだものね……緊張しただろうし、何より怖かったでしょう……」


 眠るケイの頬を、レミアが優しく撫でる。


「ーー一刻も早く、もうあなたが闘う必要がないようするわ……」


 レミアはそう言い、フードを被り、部屋を出た。


 ーー真犯人を、すぐにでも見つけ出す……!











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ