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初クエスト7
「ぐ…あ……」
傷口から血を溢れさせ膝を着くケイ。
「ケイ!!」
そんなケイに、レミアがすぐに駆け寄る。
すると、スライムは今度はレミアに指先を向け、先程の技を放とうとした。が、
「邪魔!!」
レミアは剣を召喚し、それを高速でスライムに放った。
放たれた剣はスライムの魔石を砕き、スライムは溶けて消えた。
「ケイ!ケイ!早く傷口の治療を」
「あ、ああ……」
朦朧とする意識の中、ケイは自身の傷を癒した。
「ふぅ……助かった……」
ーー本当にこの能力があって良かったぜ。
ケイが自身の能力に感謝していると、レミアがケイに謝った。
「ケイ…ケイ…ごめんなさい。ごめんなさい……私が、最初から私がやっていれば……」
何度も謝り、そしてその瞳には涙。
「レミア……」
涙を流すレミア。そんなレミアを、ケイは抱きしめた。
「オレの方こそ、心配かけてごめん……もう大丈夫だから、そんなに泣かないでくれ」
レミアを抱きしめる腕に、少し力が入る。
ーークソッ情けねぇ……!
ーースライムにやられそうになったのもそうだけど、レミアに心配をかけた、泣かせてしまった。
ーー強く、強くなるんだ。
ーーレミアを泣かせないくらい。レミアの役に立てるぐらい。
ーーオレは絶対、強くなる……!
レミアを抱きしめ、ケイは強くそう誓った。




