第31話 祝勝会
【永遠の満足】は男性チームと女性チームに分かれて服を買いに街に繰り出していた。
「エリシア、これとかどうかな?」
「えーちょっと地味すぎない!?これとかアキラに似合うと思うけど」
胸元を強調するような、少し露出の高い服装だった。
「ちょっと攻めすぎのような気もするけど……」
「これくらい攻めた方がヨハンもきっと喜ぶよ」
少し考えるアキラだったが、上手くエリシアに乗せられ結局、露出の高いドレスを購入することとなった。
代わりにエリシアのドレスはアキラが選んだモノを購入。買い物を終え、男性チームと合流した。
祝勝会当日を迎え、ギルドが所持するギルドホールで受付けを済ませる。
会場入りすると、すでにかなりの来客が入場していた。
「あれが噂の【永遠の満足】か」
かなりざわついた様子で、すっかり有名人になってしまっていた。
「ヨハン様〜」
【運命の雫】も全員勢揃いし、性懲りも無くルーナが抱きつく。
「やっと来たかアキラ」
そこには【結局する絆】のアレクたちの姿があった。
「お前、俺が気を失っていたとき、回復してくれたらしいな」
「う、うん」
「それに今日はセクシーで似合ってるぜ。やっぱりお前、俺のことが好きだったんだな」
「は?いや、そんなことないんだけど」
会場にクラシックの曲が流れ始め、何組かダンスをするものが現れて始めた。
「ヨハン様〜。一緒に踊りましょ」
「アキラ、俺たちも踊ろうぜ」
ヨハンはルーナを払いのけアキラの元に駆け寄り跪いて、手を差し伸べる。
「お姫様、俺と踊ってくれませんか?」
アキラはアレクをスルーしてヨハンの手をとり、2人は踊り出す。
会場中がヨハンとアキラに注目。
「あの2人、なんて素敵なんだろう」
「とてもキラキラしてる」
ルーナとアレクはお互い顔を見つめ合うと、すぐさま別々の方向へと歩き始めた。
「アキラ、これから先どんなことがあっても俺が必ず守ってやるからな」
「この前は言えなかったけど、私もヨハンのこと大好きだよ」
曲が終わり、2人に盛大な拍手が贈られる。
長い拍手が鳴り止むことなく、まるで2人のことを祝福するかのように。
ご愛読ありがとうございました。
最終話となりましたが次回作でお会いできることが
ありましたら、よろしくお願いします。
最後に⬇︎の⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎をよろしくお願いします。




