第24話 手紙
朝早く起きたエリシアがギルドから届いた封筒を発見。中には青色の紙と手紙が同封されていた。
「……なんてことかしら。ヨハンたちに報告しないと」
エリシアはみんなを叩き起こす。
「なんだエリシア、ついに俺の魅力に気がついて寝込みを襲おうと…」
「何寝惚けてるのよあんたは」
エリシアはボルグを殴り飛ばす。
ようやく、全員がリビングに集まりギルドからの手紙を拝読。
《特別緊急クエスト 天空の主バジシエロの迎撃及び討伐 報酬 1,000,000G》
人員は10名でのレイドクエスト。そして、決行日は2日後と記載されていた。
「なるほどな……今回はレイドクエスト。しかも相手は主。いずれ討伐する予定ではあったが……。ついでに俺の苦手な奴もリストに入っていやがる」
「大丈夫だよ。私たちはあのヘルドラゴンだって討伐出来たんだよ!」
「ああ、そうだったな。当日までに聖剣ジャンヌを使いこなせるよう俺も尽力を尽くそう」
同日、【混沌を制するもの】邸にも封筒が届いていた。
「ラザフォード隊長~!ギルドから手紙が届いてるよ」
「どれどれ。あのバジシエロが再び現れたか……。懐かしいな。あれからもう8年になるのか……。それにしても、ヨハン君たちがとれほど成長してるか会うのが今から楽しみだ」
【運命の雫】のルーナにも手紙が行き届く。
「ふ~ん。面白くなってきたじゃん。ヨハン様に会えるの超楽しみ~」
一方【結合する絆】では相変わらずアレクが吠えていた。
「なんでこの俺を差し置いてバルボッサだけが選出されんだよ。面白くねーな」
「……そんなこと俺に言われてもな……」
「おい、みんな。加工屋だ加工屋。加工屋行って防具揃えっぞ。俺もバルボッサと一緒に特別緊急クエスト受けてやる」
半ば強引に仲間を加工屋に連れだして訪れる。
「あわわわ。アレクさん、めちゃくちゃ高いのが並んでありますよ」
ヘルドラゴンシリーズと書かれたゴージャスでブルジョワな武器と防具を発見。
アレクは目を輝かせ一目惚れしたようだ。
「おっさん!これもらっていくぜ」
アレクはヘルドラゴンシリーズのセットを150,000Gで一括購入。
「アレクさんかっこいいです!」
「だろ~。こいつがあれば俺は無敵だぜ~」
それぞれのパーティーがバシシエロ討伐に向けて着々と準備を始め、遂にクエスト当日を迎えた。
いつものギルドとは違い、関係者以外立入禁止と書かれている。【永遠の満足】は記載の時刻の2時間前に入室した。
「よく来て下さいましたな」
ギルドマスターのリチャードが直々にお出迎え。
「実はすでに皆さんお揃いです。ご案内致します」
緊張するアキラたち。そのことを察するヨハン。
「大丈夫だ。俺たちはS級パーティ【永遠の満足】。みんな胸を張れ。誰がこのクエストのリーダー格かを教えてやろう」
顔合わせ及び作戦会議をすべく、すでに控えている冒険者たちのいる部屋へ歩む。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ブックマーク、評価など頭打ちしてきたのが現状です。
更新頻度も毎日を予定していましたが、どぎれる日がくる恐れがあることをあらかじめお伝えします。
このままこの作品を続けるべきか、綺麗に簡潔させるか正直迷っています。
3月の間は連載は頑張る予定ですので、今暫くお付き合いお願いします。




