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第22話 聖剣ジャンヌ

 PV数10,000ようやく到達しました。

 もっと数多くの人に読んでいただけるよう

頑張ります。

 二日酔いもすっかり治り、新たなクエストを受注する為にギルドに訪れていた。


 まずはクエストボードを確認。


 「ヨハン、今日はどんなクエストにするつもりだ?」

 「Sランククエストで考えている」

 「お、いきなりだな」

 「今までは奴ら(カオス)がSランククエストを独占状態だった。だが今日からは違う。俺たちに受注できないクエストはないからな」


 クエストボードから一枚用紙を引き剥がす。



 《イニシエの神殿にてガーディアンオーガが出没

  レッドオーガとブルーオーガの討伐  報酬35000G》


 

 受付嬢のエミリーにクエスト用紙を持っていくヨハン。

 

 「なんでもヘルドラゴンが居なくなったことで、神殿近辺でオーガが出没するようになったんだとか」

 「イニシエの神殿には元々寄るつもりだったから、むしろ好都合だ」


 クエストに出発する【永遠の満足エタニティサティスファクション】。


 「ヘルドラゴンより強いってことはないと思うが用心するにことしたことはない。ここらで食事休憩しよう」


 戦闘に備えてしっかりアキラのスキル【料理術】でブーストをかけておく。


 「ところでヨハン、どうして好都合なのよ?」

 「ああ、そのことか。神殿に行けば分かるさ」


 ようやく神殿にたどり着くと噂通りオーガがいたが、レッドオーガの姿しか見当たらない。


 「二匹同時に相手するより安全だ。一匹ずつ仕留めよう」


 「ちゃっちゃと終らせましょ《満々た炎(フルフレイム)》」


 クロムソードと大砲(キャサリン)付与(エンチャント)をかける。


 「まずは俺からいくぜ!《連射砲炎(ガトリングキャノン)》」


 「ン゛モォォオオオ!!」


 ボルグの砲弾をくらいながらもなお、こちらに突っ込んでくるレッドオーガ。


 「え?あいつ(オーガ)、攻撃が効いてないの?」


 「そんなはずないさ。分からないがやせ我慢してるんだろう」


 ヨハンはクロムソードを構え、刃が赤く染まる。

 「決めるっ……《炎の斬撃(フレイムスラッシュ)》」

 

  炎の斬撃がレッドオーガを襲い体を焼き裂く。

 「ン゛モオオオオォォォ……」

  レッドオーガは力尽きた。


 ヨハンが持っていたクロムソードは(つか)だけが残り、その先は焼け焦げていた。


 「やはり安物はダメだな。俺の攻撃に剣の方が耐えられなかったみたいだ」



 「あ!」アキラが何かを発見する。

 その先には大きな剣が台座に突き刺されていた。


 「言ってたのはあれさ。あれは聖剣ジャンヌ。すでに引退されているが元Sランクパーティーのジークさんが使っていたものだ」


 「そんなもんがこんなところにあったのね」


 気付けばボルグとアキラが聖剣ジャンヌへと駆け寄っていた。

 「抜いてみようよボルグ!」

 「おう、任せな」

 

 ボルグは力いっぱい聖剣を引き抜こうとするがびくともしない。

 

 「なんだよこれっ!ガチガチじゃねーか。どうなってやがる」

 

 「ン゛モォォオオオオ!!」

 

 ブルーオーガが突然現れて襲いかかる。

 ボルグは慌てて大砲(キャサリン)を構えて砲弾。


 「ン゛モォォオオオオ」

 ボルグの攻撃に一切反応しない。それどころか足を止めることなく向かってくる。


 「ななな何とかしてよボルグっ!!」

 テンパりまくるアキラはボルグの腕を掴んで揺することしかできなかった。

 「おい、アキラっ、こいつはやべーぞ。今度こそ攻撃が効いていないのかもしれない」


 「ン゛モォォオオオオオオオオオオ!!!!」


 「ちょちょちょ目の前、目の前まで来たぁああ!」


 終わった……そう思った瞬間ブルーオーガは細切れにされていた。

 

 「お前たち、何を遊んでるんだよ」

 「ヨハン~!!」


 聖剣を持ったヨハンが颯爽とブルーオーガを切り刻んでいた。


 聖剣ジャンヌは選ばれた人間にしか扱うことができない。前任のジークも選ばれた人間の一人なのだろう。おそらくヨハンのようにスキル【剣聖】を持っていたのではなかろうか。

 

 「クエストはこれにて終了だ。要件も済んだしな」


 アキラはオーガを回収。ヨハンは聖剣ジャンヌを手に入れた。

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