第14話 新天地
何度も確認はしているんですが
誤字脱字の指摘をいくつか頂いております。
私も執筆頑張りますので、一緒に良い作品に
していきましょう。
エリシアがアキラの手を繋ぐ。
「行きましょ!」
「え?どこに?」
「アキラは素材はいいのだから、もっとオシャレをするべきなのよ。私がコーディネートしてあげるわ」
エリシアは半ば強引にアキラを外に引っ張って連れていく。
ヨハンとボルグも引き上げる。
「俺たちも食料と酒を買いに行くとしよう」
「ほら~やっぱりこっちの方が可愛い」
エリシアはアキラに次々と服を試着させては服を購入していく。
「あ、あのこんなに買ってもらってホントにいいの?」
「何言ってるのよ。もう仲間なんだから遠慮なんかしないの」
今まで着たことのない可愛らしい服を着て街中を歩くアキラはどこか新鮮味を感じていた。
つい、こないだまで男だった自分が女の子っぽい服を着ることに少し抵抗があったからだ。
「あ、あのヨハンさんってどんな人?」
「う~ん……真っ直ぐで不器用なところもあるけど何事にも諦めることなく必ずやり遂げる人かな。もしかして好きになっちゃった?」
アキラはヨハンにキスされたことが脳裏をよぎり、顔が赤くなる。女の子になってからはというと、不思議と同性の女性に対しては普通に話せるようになっていた。その反動か、特定の男性に対しては意識するようになってい。
人間の体って不思議だ。
「か、からかわないでよ~。てか、今どこに向かってるの?」
「フフっ。秘密~」
訳も分からずエリシアについていくアキラ。
ギルドから少し離れた郊外。そこには広い庭にかなり大きめな家が建っていた。
「着いたわよ。今日からここで私たちと住んでもらいたいの」
「素敵な家だけど私がお邪魔したら迷惑じゃない?」
「何言ってるのよ。さ、入るわよ」
デカイ門を開けて玄関へと入る。
客室、トイレ、お風呂と案内。
「ここがアキラの部屋よ。好きに使っていいから」
広々とした空間にテーブルとベッドが完備、収納スペースに大きめのクローゼットが備え付けられていた。
「最後にみんながよくくつろいでいるリビングに案内するね。そこにキッチンもあるから」
「パンっパンっ!」
クラッカーの大きな音がリビング中に鳴り響く。辺りを見渡すと、ヨハンとボルグがいた。さらにはテーブルにお酒とご馳走が並べられていた。
「タイミング、ばっちりだったろ?」
「エリシアがどうしてもって言うからだな」
男ども2人で頑張って準備したのだろうか。
かなり驚きはしたが嬉しく思うアキラ。
「改めてようこそ!【永遠の満足】へ。
そして【満足な家】へ」
「あの……ありがとうございます」
「服、なかなか似合ってて可愛いじゃないか」
恥ずかしくて、ヨハンとなかなか目が合わせられないアキラ。
「アキラほど上手に料理は作れないが、精一杯頑張ったんだ。今日は沢山食べて飲んでくれ」
新たな仲間。上手い酒に食べ物。みな酒がよくすすんだのは言うまでもない。
「おい、アキラ。酒が上手いな。ちゃんと飲んでるか?」
「ボルグ、アキラにウザ絡みするの止めなさいよ。困ってるじゃない」
「アキラ、すまんがちょっといいか?」
ヨハンがアキラを手招きする。
「このパーティには少しは慣れたか?」
「うん。最初は怖い人たちかなって思ってたけどみんな良い人で楽しい人ばかりで、なんとか馴染めそう」
「なら安心した。昨日のことなんだがいきなりあんなことして悪かったな。そのことを謝りたくて……」
「びっくりしたけど、その、嫌とかじゃなかったから」
ヨハンはアキラに握手する。
「そかー。……改めて歓迎するよ。これからよろしくな」
「うん、こちらこそよろしくね」
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