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いつか歌にしたい詩  作者: 曰
3/3

「僕は」

君は雨の中だけで泣いていた その涙をもう拭うことが出来ない

君と僕を断ち切った戦争 お偉いさん達の正義のぶつかり合い

市民を駒に戦わせる 何故?生まれた国が違うだけなのに


テレビで見たんだ 自分に被害がないからと

戦争を『聖戦』と熱く語る人達を

どれだけ誰かの大切な人を殺し殺されるんだ?


楽しみながら撃って 当たると喜ぶ敵

僕等は避難が終わるまで戦う

僕が撃った銃弾で敵から生命の血が舞い目が光を失う

それが恐ろしかった 君は生きてる?


ある日避難民を逃がすため 僕は一人闘った

ほおを左腕を銃弾がかすめる 逃げたい 逃げたい

僕の右胸を銃弾が貫通した 膝を折り僕は倒れる

ただただ貫通したところが熱く 体が徐々に寒くなる

何とか首に下げていたペンダントを手に取り開く

そこには君が笑っている写真が

遠のく意識の中 僕は君の無事を願った


そして僕は戦争で命を失った



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