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despair?sorrow?empty?truth?lie?

作者: カーバンクル

今の私の気持ちを、一体なんという語句を使って表せばいいのだろう。

頭の中身が空っぽになったかのような暗い絶望。

”深い悲しみ”、というよりは”圧倒的虚無”。

現在、この文章を描いている私の脳みそに残っているものといえば、先程から私の腹の中で鈍く燻っている食欲に対して9割、決して好きになるまいと思っている彼に対して1割、といったところだろうか。とにかく、それほどまで私は絶望に侵食されてしまっているのだ。(ただ、いくら絶望といえどもやはり生理的欲求まで侵すことは不可能らしい)

さて、そんなことは置いといて。


こうしている間にも、私は少し楽になった気がする。

己の内側を文章にしてさらけ出すということの楽しさを知らない人は不幸である。たとえ誰にも読まれずとも、私は文章を書く。不思議なことに、一つ文字を書くとその続きがすらすらと自らの手によって編み出されていく。それまで全く心に思っていなかったことでさえ、文字にすれば本物になってしまう。

私は口ではなかなか嘘をつけない。口に出したところで本心ではないと、どうしてもそれは色々な部分に現れてしまう。けれど、文字ならばいくらでも嘘をつける自信がある。その嘘は私の親を、友人を、愛する人を、そして最後には自分をも騙し、そのとき嘘は真実へと姿を変えるだろう。

時々こういう文章書きたくなるのよね。


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