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スイッチ〜僕らのナイトゲーム〜  作者: Novel.txt
第1夜1-3
4/15

棒付きキャンディーの甘さ

どうもみなさま。前回から時間がたってしまって申し訳ないです。文構成考えるのが楽しくて数回書き直してました。

楽しく読んでくれたら嬉しいです。

 


 その声は梁の上に座っている人からの声で間違いなさそうだった。


「悪いんだけど、何の話?それは僕達じゃないと思うから帰らせてもらうぞ。」


「えっとねぇ…“スイッチ”貰いに来るはずの人達は、2人組でアサギとフタアイって子なんだけど、お2人さんとも知らない?」


 二藍の足が止まる。つられて僕も止まる。肩が小さく震えていた。


「……その反応知ってるね?なんでもいいから、その2人について教えて貰ってもいい?」


「その2人に何をするつもりだ?」


「………スイッチをあげるだけだよ。」


「嫌だと言ったら?」


()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」



「………」








「…………………を…………………にスイッチ」








 そう少女は呟いた。







 ーーーパチン

 


  何か、

 




  切り替わった音がした







 瞬きをした。生きているものとして当たり前の動作をした。少女がドアを塞ぐように()()。瞬きの間に少女は数メートル上の梁からここまで()()()のだ。


「だーからさ、教えてくれない?言ってくれないと少し手荒な方法になってしまうんだけど…」


 ………1歩後ろへ後ずさる、少女もまた1歩前へ出る。

  足取り軽くこちらへ迫ってくる。


「軽く…()()()()()帰してくれなさそうだね…」


 二藍を背中で隠すように後ろにやる。

 右足を半歩後ろ、両手を胸の前で構える。軽く握った拳が汗ばむ。

 少女にとってはそれが意外だったらしく。


「んぁ…え、何キミあたしの相手してくれるの?んじゃ、ハンデとして()()()()()()()()、先にかかっておいでよ。」


 棒付きキャンディーを口に放り込み、両手をパーカーのポケットにしまってこちらを向き直す。どうやらほんとに()()()()()()つもりらしい。


「なかなか煽り上手なことで?そんだけ言うならこっちから出させてもらうね。」


 元々、軽くなすつもりではなかった、全力で少女を潰すつもりだった。

 今、少女と僕の間合いは2歩ほど、踏み込めば拳が少女の顔に入る距離だ。なぜ少女がこんなにも余裕があるのかは分からない。見た感じは150cmないちっちゃい可愛らしい少女なのに。


 何がともあれ、潰す。


 拳を握り直す。少女の顔に標準を合わせて拳を。当たらない、空振り。言い変えると、()()()()()()()()()()()()()拳を突き出していた。

 そこに少女は居ないのだ。

 それに浅葱が気づいた直後、鈍い打撃音と共に浅葱の体はその場に崩れ落ちた。


「っと…んじゃ、お話聞かせてもらってもいいかなお嬢さん。」


 棒付きキャンディーを口から取り出した少女は笑顔で話しかけにいくのだった。

拙い文章で自分でもしょんぼりしてますが、この書き方が好きで書かせてもらってます。文の書き方が左右して気持ち悪くなってたりします。首を長く待たせてしまうのですが、次話楽しみにして頂けるとうれしいです。

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