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スイッチ〜僕らのナイトゲーム〜  作者: Novel.txt
第1夜1-1
2/15

1本の電話

週一投稿とか言ってたのが初投稿に浮かれて早すぎる次話。

好きに書くのでよろしければ、時間つぶしにでも。


 


「はぁ…美味しかったぁ…」


 二藍がレヴェントの常連ということもあって店長(山吹(やまぶき))さん(二藍は愛称のやまさんと呼んでる)が、「いつもありがとな新顔だな?今日は食べてきな!」と、2つほどケーキをまけてくれたのだ、しかも普通の1/8切れではなくて、1/2切れを1つ。二藍は大好きな苺が乗っているショートケーキを、僕にはしっとりガトーショコラを。

 なんちゅう太っ腹な店主だろうか…。

 二藍はショートケーキを1口もくれなかったけど…目を輝かせてあんだけ頬張りながら食べてる二藍は初めて見た。吸引力のすごい掃除機みたいだった、ほんとに人間かな…?

 あまりの美味しさにペロリと2人して平らげてしまった。

 二藍に関してはプラスで僕が奢ったチーズケーキも食べている。よく食べるよなぁ…二藍は。

 僕も僕でよく食べきったな…。ちなみに、夕飯が好物の回鍋肉でご飯山盛り2杯食べきった。自分の腹を恐る恐るつまんでみる。(プニッ


「………………悔いはない。」


 自室に戻って、吸い込まれるようにベットに入る。もうこのまま寝ちゃおうとウトウトしていたところに、、


 プルルルルルルルル………


 1本の電話。


「チッ…ったく誰だよ、人が眠ろうとしてるのに」


 眠ることこそ至福の時間と言えるほどに眠ることが好きな浅葱は、眠りを中断させられたことへのなかなかな苛立ちと共にスマホを手に取る。

 画面には非通知の3文字。


 ピッ


「もしもし?どなたですか?」


「浅葱君だね、今から私の言うことをよく聞くんだよ?」


 変声機を使った声。僕の名前を知るもの。嫌な予感しかしなかった。


「は?誰だよお前。なんで名前を知っているんだ?」


 電話番号は二藍と両親しか知らない。もしや二藍が?でも二藍がそんなことをするやつじゃないのは僕がよく知ってる。


「まぁ、その話は今度にしようじゃないか、浅葱くん。」


 それでねぇとひと息


「今日は、二藍ちゃんがね、、、、、」


「おい、お前。今なんて言った?」


「二藍ちゃんは今大変な状況にある、私はその場所を知っている。」


「二藍は今どこに居るんだ!」


「まぁそんな声を荒げないで、まずは話を聞くんだ浅葱くん。今二藍ちゃんがいる場所はメールしておいたよ、私が説明するより浅葱くんなら見た方が早いだろうからね」


 ピロリン


 フリーメールから送られてきたメールに添付されていた写真は2枚。1枚目は高校近くの廃工場の写真、2枚目は姿は小さいが横たわっている二藍の写真。2枚目の二藍に関しては、左手首についているおそろいのチャーム付きのミサンガでやっと分かるほどだ。


「それで場所はわかっただろう?浅葱くん、、、浅葱くん?」


 画像を見た途端に僕はスマホを投げ捨てて家から飛び出ていた。

タイトルですがまだスイッチ(仮)の状態です。

納得するまではタイトルは安定しないと思います。

できる限りの楽しい文作らせてもらうので良ければ次話も楽しみにしていただけたら幸いです。

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