表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

132/147

第132話「幸せと不幸は釣り合っている」

新作ラブコメ投稿しました!!


学校のアイドルが家で沢山甘えてくる、

いちゃいちゃラブコメです(≧▽≦)


『天真爛漫な学校のアイドルは同居している従妹で甘えん坊な件』


是非是非、読んで頂けますと幸いです♪

※あとがきの下くらいにある、上記と同じタイトル名をクリックして頂くと、

作品に飛べます(#^^#)

「すりすり……」


 寝室で二人きりになると、シャーロットさんは猫のように俺の胸に頬を擦りつけていた。

 二人きりになれて嬉しいのはわかるのだけど、遠慮が全然なくなっている。

 まぁかわいいからいいのだけど。


「シャーロットさん、くすぐったいよ」

「だって、離れていた間寂しかったですもん……」


 拗ねたように言ってくるけれど、半日しか離れてないんだよなぁ。

 むしろ俺がいない間、隣の部屋で彼女がどうしていたのかを知りたい。

 あとでソフィアさんに聞いたら、教えてくれないだろうか。


「これからは、一緒にいられる時間も沢山増えるよ」

「お部屋、一緒ですもんね」


 花音さんたちの計らいにより、俺とシャーロットさんは大きめの部屋を二人で使うことになった。

 ベッドのサイズはキングサイズという聞き馴染みのないもので、エマちゃんが一緒に寝ても余裕らしい。

 本当に至れり尽くせりだ。


 エマちゃんに関しては、一応ソフィアさんと同じ部屋とのことだけど、あの子のことだから俺たちの部屋に遊びに来るだろう。


「早く引っ越ししたいです」

「もうすぐだよ」


 もうすぐというか、このまま引っ越しの荷物が準備できれば、後は持っていくだけなのだけど。

 シャーロットさんもそれはわかっているはずなのに、言っていることとやっていることが逆だ。

 俺を解放してくれたら、荷造りもすぐ終わると思うのだけど……。


「私、最近怖いです」

「えっ、何が?」

「幸せすぎますし……私にとって、凄くいいことばかり起きていますので、その反動がいつか来るんじゃないかと……」


 幸せと不幸は釣り合っていると言われている。

 だから、幸せすぎる今の反動が怖いんだろう。

 だけど、それなら考え方を逆転すればいい。


「大丈夫だよ、もうとっくに不幸の分は支払い終えてて、幸せが来ているだけだから。少なくとも俺は、シャーロットさんと出会うまで辛くてしんどかったし、君と出会って報われたと思っているよ」


 今までにあった不幸は、シャーロットさんと出会うためのものだったと思っている。

 シャーロットさんだって辛い目に遭ってきたようだし、これから幸せを掴んでいくと思ったらいいんじゃないだろうか。


「そうですね……それに私は、明人君さえ傍にいてくださったら、他は何もいりませんので」

「俺も同じだよ。シャーロットさんが傍にいてくれたら、それだけで幸せだ」


 どんな不幸や辛い目に遭おうと、俺はシャーロットさんがいてくれる限り乗り越えていけるだろう。

 少なくとも、怖いものなんて一つもない。

読んで頂き、ありがとうございます♪


是非是非新作ラブコメ

『天真爛漫な学校のアイドルが同居している俺の従妹な件』

もよろしくお願いします(#^^#)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『新作です……!』
↓のタイトル名をクリックしてください

数々の告白を振ってきた学校のマドンナに外堀を埋められました

『数々の告白を振ってきた学校のマドンナに外堀を埋められました』5月23日1巻発売!!
  ★画像をクリックすると、集英社様のこの作品のページに飛びます★ 
数々1巻表紙
  ★画像をクリックすると、集英社様のこの作品のページに飛びます★  


『迷子になっていた幼女を助けたら、お隣に住む美少女留学生が家に遊びに来るようになった件について』8巻発売決定です!
  ★画像をクリックすると、集英社様のこの作品のページに飛びます★ 
お隣遊び6巻表紙絵
  ★画像をクリックすると、集英社様のこの作品のページに飛びます★  


『迷子になっていた幼女を助けたら、お隣に住む美少女留学生が家に遊びに来るようになった件について』コミック2巻発売中!!
  ★画像をクリックすると、集英社様のこの作品のページに飛びます★ 
お隣遊びコミック2巻表紙
  ★画像をクリックすると、集英社様のこの作品のページに飛びます★  

― 新着の感想 ―
ごちそうさまです なんにも言えね~
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ