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死霊術師のリヨン  作者: 千葉カフカ
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プロローグ

初めてこういうの書くので不安ですが、優しく見守ってください!自分の作品を楽しんでいただけらば嬉しいです。

   アメリカの高校生活を始めてどれくらいになるだりうか。結構ながいよな…長いのか?まぁ、それよりも今日も朝早くから学校に登校したのだが、もうまじでそれは毎日が楽しい。いや、うん、本当に。例えば、今もほら―


「あんたってさ、髪ながいし、ファッションセンスださいしさ、なんか勉強できそうだし教えてよ」


  おっと隣の席からさっそく話しかけられたな、おはよう。今日も一時間目からご機嫌だねベロニカは。さてと、ここでコミ障の俺は困るのだ。どんな感じに話を続けよう。この一秒もない時間で考える。いろいろ最初にディスられたけど、ここでなんでやねん!そんなんちゃうわ!って言うキャラじゃないし、普通にいくか。


「ぼ、ぼくにでひぃることだったらがんばうよ」

あ、噛んだ


「ちょ、鼻の下のびてるんだけど、きっも」


「おいおい、そんな奴と話したら陰菌(陰キャ菌)がうつるぞ」っと笑いながらアレンが言った。

失礼な!って、あれ?陰菌ってリアルな性病じゃね?


「受ける~、陰菌こわ~い!こんなんになっちゃうの~?」とベロニカ

いや、俺も陰菌になるのは怖いんだけど。そして、自分の鼻の下をさわる。あ、ほんとだ。


  ―っと、まあ、俺はこんな感じにクラスメートから愛されてるわけだ。愛されてない?なにを言ってるんだ。いじってもらえるって陽キャの特権だろう?ともかく、こんな時間もあと十五分。そうしたら、晴れ晴れーじゃなくて、寂しくなるだろうな、うん。まあ、あと十五分で授業が終わる。そしたらこいつらとはおさらばだ。説明するとアメリカの学校は日本とは違いホームルームがないから日本でいう「教室」がないのだ。すべての授業で自分の各クラスに移動する。だから、一時間目が終わればこいつらと離れるってこと。


そして、クラスに一時間目の授業の終了をつたえるベルがなった。その時に歴史担当のハリソン先生はまだレクチャーが終わってないのに関わらず、終わってないの上等!っていう雰囲気で生徒たちがクラスからとびだした。


「で、1776年、我が国アメリカは独立宣言を発表しt―ああ!待ちなさい君たち!まだ終わっt――宿題を忘れずにね!」ハリソン先生が明るく諦めた感じに付け足した。


そして、少年たちは「(ファッ○ユー!)くそくらえ!」と言いのこし、猛ダッシュ。元気がいいな。


俺はゆっくきリュックを肩にかけ、気まずそうに出ていくことにしよ、――っとその前にハリソン先生と目があったので、一言。


「わかりますよ、その気持ち。俺たち、同じですものね」

そしたら、何故かハリソンに何のことを言ってるのだ?一緒にするなっという顔で見られた。……気づいてないのかな?幸せなやつめ。


「リヨン、なにをいっているんだ?それより、お前うまくやってるのか?なんかバカにされてなかったか?」

いや、お前こそ自分の生徒とうまくやってんのか、ああん?? ちぃ、真の理解者になってくれると思ったのによ。


「いや、見ての通りですよ、お互いにね...」ハリソンの顔をうかがう。やつの顔には「?」がついていたよ。



****


  こうして今日も学校が終わった。九月中旬でも十分に涼しいサンフランシスコの街。家まで帰ることになっする。人と話すこともないように耳にイヤフォンをつける。特に好きなジャンルとかはないが、気分は良いか悪いかと聞かれると悪くないと言ったら嘘になるので落ち着いてて励ましてもらえる音楽にしよ...くそ、なんで歌詞がリア充向けなんだよ。


  家につく、まだ時刻は4時を少し過ぎたところだし、宿題でもしよっかな...いや、やめた。姉がいないうちに散歩にでも出かけよう。俺の散歩コースは決まってないし、基本的に適当なカフェに入って、時間をつぶすことだ。これってある意味趣味かな?やべ、カフェ巡りとかかっこいい。ふふっ。


「あ、またお一人様ですね?」

名誉棄損で訴えるぞ、このカフェ!!


  しばらくして外に目を向けると太陽が沈みはじめ空が段々と暗くなる。ウエイトレスにチップを少しおいて外にでた。夜のサンフランシスコは危ない。日本とは比べようもないほど治安が悪くなるのだ。もう少し明かりがあったときにでればよっかたなっと後悔している。


「後悔したって、今更遅いさ~」っと歌った。


「音痴だな、あんちゃん、それよりよ、さっきよあっちの細い道でよ。人が倒れたんだよ。電話ねーし、財布から札束だけとっておいてきたんだけど、助けてやってあげねーか?俺もこんなに助けてもらったしよ」っと札束を見せびらかしながらホームレスが言う。


いや、それよりこいつクズだな。ある意味すげーよ。ここでこいつのこと信用するのは違うような気がしたけど、仕方ない。


「え、えーっと、わかりました。どこですか?」


「ああ、この道を曲がってたとこだ」

いや、案内しろよ、なんだコイツ!


「そこの道か。う、うーん、まあ大切に使ってくだしゃいよそれ!」っとあまり気は進まないがとりあえず金をあげてもいいかなっと思った。あ、噛んだ。


「わかってるよ、一発あててくるぜ!」

このギャンブラー、警察に突き出すぞ。


  そう、これが俺の物語の始まりだ。もし、この時もう少し早く出ていたら ―― いや、もし散歩にでかけず素直に宿題をやっていたら宿題をおわらせることができた。アイツにも会わず、いろいろな事件にも巻き込まれなっかただろう。ああ、宿題終わらなっかな...これは後悔してもしきれないことだった。



これはプロローグみたいなものです!

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