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9/22

初依頼で冒険者に絡まれた

更新遅くなりました!

昨日は寝てたので……


「はぁ……やっと戻ってこれたか……まさか、神に会うとは思ってなかった……」

 

 レイはそう呟きながらあの綺麗な世界から戻ってきたんだなと改めて思ったがなんかさっきいた時より寒いと感じた。

 

「てか、なんでこここんなに寒いんだ? さっきこれ程寒くなかっ……あ、全身濡れたままじゃん……」

 

 レイは今頃自分がさっき池に落ちてびしょ濡れになったことを思い出し、思い出しの単語と共に自分の記憶も戻っているのが確認できた。

 

「自分の記憶戻ったんだけどなんか自分の名前が靄がかかったようで思い出せないな……まぁ、レイって名前気に入ってるしこのままでいいか」

 

 レイは自分の名前が思い出せないのでこれからもレイを自分の名前とし、生きていくことを決め、次に貰えたであろう加護とクラスが上がったスキルを確かめると同時に、ゴブリンロードと戦ったあとのステータスも気になったので見てみた。

 

 だが、レイはこの時、なんで自分の名前が思い出せないのかをちゃんと調べなかったかを後でとても後悔した。

 

(ステータス)

 

 レイは王都に来る時に心の中で念じてもステータスは開けますよと言われその時にやんなかったため今やることにした。

 

─────────────────


名前 レイ(15)

種族 人族

Lv. 1→56

HP 100→660

MP 2000→40000

STR 10→850

VIT 10→570

DEX 10→570

AGI 10→850

INT 10→1130

MND 10→850

LUK 100


スキル

イメージ

加速 new

鑑定Lv.2 new

刀術Lv.5 new


魔法

火魔法Lv.1

土魔法Lv.3 new



加護

神王の加護・全能神の加護・地母神の加護・海王神の加護


称号

異世界人・迷い人

─────────────────


 このステータスを見たレイは加護が多いことよりもレベルが上がっていることに驚いていた。

 

(ははっ……ゴブリンロード倒しただけでなんでこんなにレベル上がってんだろ……おかしいなー)

 

 レイは本来ゴブリンロードを倒しても強さ的にレベル20位しか上がらないと思っていたが今の例のレベルは56で二倍を通り越して三倍になろうとしていた。

 

(他のゴブリンが強かったなら有り得るがそれは無いからな……)

 

 そうしてステータスを見ていると不意に称号が気になった。

 

(称号ってもしかして効果とかあるのかな……)

 

 レイはそう思い称号を見た。すると、称号はひとりでに詳細を明らかにし、ステータスは手で触れなくても操作できることを知った。

 

 そして、現れた称号の詳細はこれだった。

 

称号:異世界人

異世界から来たものに送られる称号。異世界人は来た世界のランクによりステータスの上がり幅も左右される。

効果

・異世界言語翻訳

異世界の言葉を見ると自動で翻訳したり今言っている言語を翻訳して相手に伝えたりできる。


・取得経験値二倍

取得する経験値を二倍にする。



称号:迷い人

何らかの理由で異世界に来たものに与えられる称号。

 

 ここで謎が解けた。

 どうやら異世界人の効果で経験値を二倍にするようだ。

 そして、この世界に来た時から気になっていた言語の謎も異世界人の称号で何とかなっていた。

 

(異世界人の称号は結構良いのに迷い人の称号ってなんも効果ないんだ……)

 

 そう思うレイであったがまぁ仕方ないと諦めることにし、次はあんまり見たくないなと思いながら加護を調べた。

 

神王の加護

神王クロノスから加護をもらった証。

効果

・ステータス上がり幅上昇

ステータスの上がり値が上昇する。

 

・スキル成長促進

スキルの成長がはやくなり、取得も早くなる。

 

・神王との連絡

俺といつでも連絡できるぜ!

心の中で俺と話したいと思えばいつでも話せるからいつでも使ってくれよな! 俺暇だから

 

「……待てぇぇぇい! 神王の加護の最後の効果いらねーよ! てか、暇じゃなくて仕事しろよ!?」

 

 そう言ってレイは神王クロノスになんだかんだ言って連絡した。

 

『おう!急にどうしたんだ?』

 

「仕事しろ! コンチクショウ!」

 

 レイはクロノスにそれだけ言って連絡を切った。

 

 そして、レイは次に全能神の加護を見た。

 

全能神の加護

全能神ゼウスから加護をもらった証。

効果

・必要経験値減少

レベルアップに必要な経験値が少なくなる。

 

 

 レイはこれを見て思ってしまった。


「え? もしかしてこれだけ? 少なくね?」

 

 レイはさっき見た神王の加護の効果の多さと比べてしまいこれだけと思ってしまった。

 その時にどこかでさっき聞いた声で「仕方ないじゃろーが! あいつだけじゃよ……あんなふばっ!?」と聞こえたがレイは気のせいだということにした。

 

「まぁ仕方ないか……でも、よく考えると結構いい効果なんだよな……あれ? 普通の人は一つ貰えたらいいほうって言ってたからなもしかして俺TUEEEEできるかも?」

 

 レイはそう思い、この後の加護もこんな効果だろうと期待して地母神の加護を見た。

 

地母神の加護

地母神ガイアから加護を貰った証。

効果

・植物成長促進

植物の成長を促進させる。

 

・土魔法精度アップ

土魔法の精度が高くなる。

 

PS.ごめんね〜私これしか効果なくて。

 

 

「……うん、これ農作物作る人のためにある加護だな……俺には関係無いけど……」

 

 そう言ってレイは次の海王神の加護に期待した。

 

海王神の加護

海王神ポセイドンの加護をもらった証。

効果

・海難事故率減少

海難事故に会う確率が減少する

 

・水魔法精度アップ

水魔法の精度が高くなる

 

PS.俺もごめんなーこんな効果しかなくて

 

 

「……これは海の上で仕事する人のための加護だな……俺には関係無いけど……」

 

 そこでレイは気づいた。

 

「あれ? ……もしかして俺が使える加護実質二つか……?」

 

 そうしてレイはステータスを閉じた。

 

「クロノス、ゼウス……俺に必要な加護をくれたのはお前ら2人だったよ……」

 

 そう言ってレイは部屋から出た。

 部屋から出たレイは外にいたシスターに終わったことを伝えた。

 

「あなた……いい加護貰えなかったのは残念だけど頑張りなさい」

 

 シスターにそう言われ落ち込みながら冒険者ギルドに依頼を受けるためと魔法学校の情報を集めるためにギルドを目指した。

 

 

 冒険者ギルドに入るとヒソヒソとした声が聞こえてきたがそれを無視して依頼掲示板に行きFランクのスライム討伐の依頼を見つけ常時依頼なのでレイはそのまま王都の外の平原に行ってスライムを狩りに行くことにした。

 

 そして、冒険者ギルドを出て門の手前まで来るとレイはつけられていることに気がついた。

 

 レイは門にいた来る時に話した兵士と話しスライムの場所を聞いてそこへ行った。

 

 

 レイはスライムの出現する場所に着くとそろそろ後ろについて来ている数人が邪魔だったので光学迷彩をイメージし、付けてきていた冒険者ギルドの後ろにたって様子を見た。

 

「おい! あの小僧がいねぇぞ!」

 

「なんだとっ!? もしかして勘づかれたか?」

 

「く、新人狩りのシルバ様を舐めやがって! お前ら!何としてでもあの新人を見つけて殺すぞ!」

 

 冒険者らはそう言ってレイを探す、だが、後ろでこの話を聞いていたレイはほかの新人も狩られる可能性があるので始末する事にした。

 

 

 しばらくしてレイは冒険者らの少し離れたところでスライムを狩っている振りをしていると、離れたところから声が上がりこちらにかけてきた。

 

「シルバさん! 新人居ましたぜ!」

 

「おっ! 手柄だぞ!」

 

 そう言ってレイに走って近づくと途中で止まりヤンキーの様な歩き方でこちらに向かって話しかけてきた。

 

「おい、小僧! この俺が戦闘の手解きをしてやろうかぁ?」

 

 そう言って向かって来たのでレイは内心ほくそ笑みながら。

 

「本当ですか!? よろしくお願いしますね!」

 

 そう言って怪しさ満点の笑みで受けてやった。

 

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