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Don't cry Don't say

作者: 慶斗

何故、人は苦しみ嘆くと甘ったれてると蔑むのだろう


何故、己を犠牲にせねば努力を認めてくれないのだろう



どうしてこんなに頑張ってるのに

自分の思うような道には進むことが出来ないのだろうか



自分の思うような答えは返ってこない

期待を寄せても意味などなく

思い描く未来は全て幻想に還る


1人惨めになるだけの毎日なんて楽しいものか



「君は強いね」


そんなのはただの強がりなの

僕ね、本当は苦しくてたまらないんだ

生き苦しい箱の中は酸素すらない

どうして僕は報われないのと泣き叫びたい

助けて欲しい

不安を取り除いてくれ

身を委ねたい

誰かこの悲痛を聞いてくれないか



それでも周りから打ち付けられる「頑張れ」の一言の重さを

捨てることは出来なくて

脆く壊れた足を引きずって笑ってみせる



さあ、茨の道へ進んでゆこうじゃないか



その先で「もう無理しなくていいよ」と

言ってくれる誰かに出会うために


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― 新着の感想 ―
[一言] ただ『忍』の心。という感じです。頑張れという言葉は時と場合によって凶器ですね。『僕』の苦しさ、つらさ、痛みがよく伝わってきました。ただ、他者に強いと思われている人は、いつも笑顔でやり過ごすし…
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