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ダンジョンマスターなのに、全然ダンジョン作れないんだが?  作者: まあ


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確認

今回までが説明会です。

「キュピィ・・・」


 俺がスライムちゃんを撫でていると、まるで至福の時と言わんばかりの声をスライムちゃんが漏らす。


 うーん、可愛いな。これは守られる存在だ。間違いなく守る存在ではないだろう。


 俺はスライムちゃんがくつろいでいる内にステータスを確認する。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

種族:スライム

レベル:1


体力:10/10

魔力:0

攻撃力:1

防御力:1


スキル

【悪食】【溶解】【魔吸収】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 なんだこの弱さ。ステータスが低すぎる。これでは防衛もままならないだろ。


 俺はステータスから、スキルに目を移す。


 スキルの詳細を確認すると、【悪食】はその名の通り何を食べてもお腹が壊れなくなるスキル。【溶解】はスライム専用のスキルのようで、体内に取り込んだものをじっくりと溶かせるようだ。


 ん?魔吸収ってなんだ?


【魔吸収】

・伝説級のスキル

・魔石や魔物を食べると、レベルアップとは別にステータスを強化できる。


 伝説級!?なんでただのスライムにそんなスキルがついてるんだ。


「キュピィ?」


 俺が驚いていると何事かとスライムちゃんが不思議そうに見上げてくる。


「大丈夫大丈夫。問題ないよ」


 それにしてもスライムちゃんって呼びにくいな。


「えーっと、名前つけたいんだが、キューちゃんってどうだ?」

「キュピッ!」


 キューちゃんは喜んで、その名前を受け入れてくれた。


 良かった。これで反対とかされたらいい名前思いつかなかったぞ。


 伝説級のスキルがついているとはいえ、キューちゃんにはいますぐは何も出来ない。


 書いてあることは非常に強いのだが、元がスライムだから弱すぎてそもそも魔石を入手できないんだよな。


「邪神が言うにはボス部屋しか作れないってことらしいが、どうなんだろうな?」

「キュー」


 仕方ないので、俺はキューちゃんに話しかけながら今度は部屋の作成の部分を見る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

作成可能!

・ボス部屋

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 やはり作れるのはボス部屋だけらしい。


 迷路とか雪山とか、色々作りたかったんだけどな。なんでこんな酷いことになっているのだろうか。


 ・・・邪神のせいか。今度会った時は覚えとけよ。


 俺はボス部屋の詳細を確認する。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ボス部屋

・ダンジョンのボスとなるモンスターを一体だけ配置し、そのモンスターにバフを与える。

・バフは作った後も強化することができる。

・また、この部屋の次の部屋はコアの部屋しか置けない

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 なるほど?ボス部屋はモンスターにバフを与えてくれるらしい。


 俺はボス部屋をダンジョンに作ってみた。


 すると、今いる土の部屋の先に新しく空間が掘り抜かれ、そこにボス部屋が設定された。


 今のところ見た目は今俺がいる土の部屋と同じで、ただくり抜いただけって感じだ。


 俺は、今回建てたボス部屋の効果を確認する。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

現在のバフ

【HP+10】

【攻撃力、防御力+1】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 おぉ!最初の部屋でも結構乗るんだな!


 俺は急いでボスをキューちゃんに設定する。


 よし、これでステータスが2倍になったな。


 俺の基準がスライムになっているが大丈夫なのだろうか。最初のバフだけで2倍になるスライムのステータスって一体・・・?


「キュー!」


 キューちゃんは新しい力を手に入れたことが嬉しいのか、楽しそうな声をあげる。


 じゃあ、最後の確認をするか。俺は自分のステータスを確認する。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

種族:ダンジョンマスター

レベル:1


体力:300/300

魔力:30

攻撃力:30

防御力:30


スキル

【ダンジョン編集】【生活魔法】【維持費無料】【魔物共鳴】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 こんな感じだ。明らかにキューちゃんに比べたら強い。


 普通にステータスで30倍の差があるのだ。


「キュピィー?」


 キューちゃんが無邪気な声で何があったのか聞いてくる。


「明らかに俺の方がキューちゃんよりも強かったんだ」


 俺はキューちゃんに対して少し申し訳なく思ってしまった。


 そしてそれぞれのスキルを確認する。


 【ダンジョン編集】はその名前の通り、自分の所持しているダンジョンを編集することができる。【生活魔法】は、魔法によって服を綺麗にしたり、体を洗ったりできる便利なスキルであった。


 そして、気になるのは【維持費無料】と【魔物共鳴】だ。


【維持費無料】

・ダンジョンの経営に対して本来ならかかる維持費が無料になる。


【魔物共鳴】

・自身の召喚する魔物の一匹のステータスの一割を自分のステータスに反映させる。

・ただ、逆に自身のステータスを魔物に与えることはできない。


 なるほど?維持費無料は助かるな。もし誰も来なくて、維持できなくなったらダンジョン経営が破綻するからな。


 それと、魔物共鳴。これは今のところほぼ意味のないスキルだ。だが、キューちゃんがが強くなってきたらついでに俺も強くなれるので、持っておいても損はないだろう。


 とりあえず俺はキューちゃんと共鳴しておく。

「キュピッ!」


 キューちゃんは共鳴した感覚があったのか、楽しそうな声を上げた。


 ・・・HPが2増えて、302になったな。


 とりあえず、これで今確認できるところは大体終わった。


 これからはキューちゃんと戯れているだけではダメだろう。何らかの行動をしないとまず間違いなく死んでしまう。


「キュー?」


 俺は今後どうするか、キューちゃんと一緒に考えるのであった。

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