第十五問。。。。。。。。。コンビニのイートインコーナー
コンビニの、イートインコーナーで、誰にも気付かれないように、心の中で、念仏を唱える
という本を
コンビニの、イートインコーナーで、読みふける
この本は
このコンビニで買ったから
このコンビニのイートインコーナーで、読みふけるのは、自由である
しかしながら、この本のタイトルが、ちょっと恥ずかしいので
本当は
ブックカバーをして欲しかったのだが
ここはあくまでも、コンビニであり、本屋ではないので
そのようなサービスは、ない
私わ
そんな、諦めの念をいだきつつ
そして、そのタイトルの恥ずかしさに
頬を多少、赤らめながら
コンビニの、イートインコーナーで、誰にも気付かれないように、心の中で、念仏を唱える
という本を読みながら
コンビニの、イートインコーナーで、誰にも気付かれないように、心の中で、念仏を唱える
また、今日も。
また、今日も。
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だが、ある日。
その日も、同じように
私が
コンビニの、イートインコーナーで、誰にも気付かれないように、心の中で、念仏を唱える
という本を、読みふけっていると
二つ隣の席に座っていた男性が
失礼ですが、なぜその本を読んでいるのですか
というタイトルの、本を読みながら
失礼ですが、なぜその本を読んでいるのですか
と話し掛けて来た
だから、私わ
コンビニの、イートインコーナーで、誰にも気付かれないように、心の中で、念仏を唱えながら
コンビニの、イートインコーナーで、誰にも気付かれないように、心の中で、念仏を唱える
というタイトルの本を、読んでいるんです
という事を
コンビニの、イートインコーナーで、誰にも気付かれないように、心の中で、相手に伝えてみた
そして
あなたこそ
失礼ですが、なぜその本を読んでいるのですか
という非常に、めずらしく
そして、興味深いが
少々恥ずかしいタイトルなのに
失礼ですが、なぜその本を読んでいるのですか
と、訊いてみたくなった。
そんな、暖かく
とても優雅な
木曜日の昼下がり。
脇に置いた
アイスコーヒーの氷が、少し溶け出して
カタッ
と音を立て
動いて一段、落ちてゆく
とても、幸せな午後ーーーーー。