元ヤンだってバレたくないので、元ヤン女子と同盟を結んだ
中学時代、地元ではそれなりに名の知れたヤンキーだった俺・鹿島匠海は、喧嘩とかより普通に青春したいと思ったので、高校では普通に真面目に生きると決めた。わざわざ遠くの高校に進学して"逆高校デビュー"を図ったが、クラスメイトにはまさかの人物がいた。「き、如月純子って……まさかあの八中の鬼の如月か!?」「鬼言うな!! ていうか、やっぱお前西中の狂犬鹿島かよ!!」中学時代、何度も喧嘩しては一度も勝てた例がない、西区最強と謳われた伝説のヤンキー女・如月純子がまさかのクラスメイトだった。しかも如月も足を洗って一般人として生きることを決めた"元ヤン"だった。かつていがみ合っていた俺たちだけど、せっかく高校で友達も出来て、お互いヤンキーだった過去がバレるのはまずい。一般人として、卒業まで安心して青春を謳歌できるように、俺と如月は手を結ぶことにした。
プロローグ ~先行き不安な初登校日~
2022/09/20 12:00
(改)
1,逆高校デビュー
2022/09/20 19:11
2,元ヤン同盟
2022/09/20 22:21
3,ヤンキーなんて最低
2022/09/22 18:00
4,ツラ貸せ
2022/09/23 19:52
5,元ヤンの服選び
2022/10/02 10:07