表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界、異世界、夢現  作者: 武内将校
3/5

第3夢 ある他人の夢

二年ぶりに新しく書きました

朝、目が覚める。そこはもちろん自分の部屋。カーテンを開ければ庭が見え、そこでは庭師のピローが働いている。まったく朝から大変なことだ。私は毎日本を読み決まった時間に勉学のために机に向かっているだけでいいというのに。朝早くから気温天候に関係なく働くというのは私にはできそうにない。それが肉体的な労働ならなおさらだ

「さて、そろそろ朝食をいただきに行くとするか」

この屋敷はさほど大きくない。したっがて使用人含め住んでいる人数も少ない。庭ばかり無駄に広いのはどうかと思うのだが、両親の遺した財産なのだから仕方がない。さて、今日の朝食は何だろうか

「おはようございます、坊ちゃま。ちょうど朝食ができましたよ」

「坊ちゃまはやめろと言ってるだろう、シー。私ももう18になる上にこの屋敷の主だぞ」

「わかっていますよ、ささ冷めないうちに召し上がってください。ちゃんと食べないとこの後のお仕事に障りますよ」

「はぁ、まったくわかってなさそうだな…まぁいい、お前の料理は美味いからな。それだけで今も雇っている価値はある。あとはその腹だな、いい加減痩せたらどうだ?」

「お褒めにあずかり光栄にございます。しかしですね、うまい飯を作る料理人というのは総じて太っているものなのですよ?そのほうが味が信頼できるというものです」

「そういうものなのか…?うん、今日もうまい」

「ありがとうございます。やはり、料理人にとって美味いは最高の誉め言葉ですね。それが坊ちゃまのお言葉ともなればなおのこと」

「ふっ、そうか」




「リベッド様、こちらが本日の課題と仕事の書類になります」

「あぁ、ありがとうハスク。…多いな」

秘書のハスクが持ってきた書類は厚めの辞典四冊分はあろうかという量の書類だった。一応毎日これだけの量をさばいているとは言え見るたびにやる気が削がれる

「何を仰っているんですか。ご両親の後を継いでさらに新しいことをやろうとするなら少ないぐらいです」

「高いな、親の壁というものは…」

「えぇ、そう思いますよ。ご両親はとても優れた軍師でいらっしゃいました。それを超えてさらにあんな魔法まで習得なさろうとするなんて…秘書としてはっきり言わせてもらいますが無茶です」

「あぁ、確かにな。両親の壁は高い、あの魔法は習得するときに廃人か最悪死ぬ可能性がある魔法だからな、無茶かもしれない。でもやりたいんだ、たぶん俺がやらなきゃいけないと思う」

「ご両親のことはわかります。でもなぜそんな危険を冒してまであの魔法を?リベッド様なら他に方法があると思うのですが…」

「仕方がないだろう、あんな夢を見てしまったんだ。何回も言ってるだろう」

「それは…そうですが…」

「さて、やるか。こんな話をしているとあっという間に時間が過ぎてしまう」

「はい…では、こちらに本日の課題をまとめましたので終わったらお呼びください。私は仕事のほうを少しでもまとめていますので」

「あぁ、助かるよ。お前の書類はいつもまとまっていてわかりやすいからな」

「お褒めにあずかり光栄にございます」

しかしまとっまていてもこの量か…大変だがやるしかないな

宣言します。私は今大学一年生なのですが、大学在学中にデビューします。よければ応援お願いします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ