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怪盗ローズとハチャメチャ高校生活!  作者: 癒雨助
ハチャメチャ春休み
4/4

#3 商店街シンデレラ劇場!

更新がかなり遅れてしまい、すみません。


投稿頻度は、アイデアが出た時に書いてるので

空くと思いますが、これからも

よろしくお願いします!!

「たくさんのカラスに引っ張られて空飛んだの?

あさひ熱でもあるんじゃないか?」

サクラがあさひとおでこをくっ付けた。


「あさひ〜妄想力すご〜い!」

すずが、頭をなでなでした。


「本当だってばー!」


今日はあさひの家にサクラとすずが遊びに来ていた。


「その自称怪盗の話が本当なら、怪盗から

あさひを守らないといけないな。」


「すず達で守ろうよ〜!」

すずが元気に飛び跳ねた。


「それは嬉しいけど、サクラとすずに

迷惑かけちゃうなー。」少し照れながら言った。


「迷惑なのはその怪盗だ〜、私が逮捕する!」

懐から手錠出した。


あさひが手錠を指さしながら喋った。

「サクラそれ常に持ち歩いてるよね〜。」


「サクラは将来おまわりさんだもんね〜!

すずわね〜、ちょうちょになるの〜!」


あさひが頭を撫でながら喋った。

「すずがちょうちょになったら、可愛すぎて

すぐに捕まっちゃうよ〜?」


「捕まらないように、お花の花粉を運んで

自然世界の一部になるんだ〜!」

喋り終わると部屋をウロチョロとちょうちょの

真似をしていた。


『し、自然世界の、一部だなんて……。』

あさひが戸惑っていた。


「よし!ともかく、怪盗を逮捕しに行こう。」

サクラが気合いを入れて、立ち上がると

部屋を出て行った。


「捕まえよ〜!」

すずもちょうちょの真似をしながら、部屋を出た。


『えっ!?ちょっと目的変わってな〜い!?』






あさひ達は、商店街に来ていた。


「犯行現場に来たがこれという証拠がないな。」

サクラは探偵帽を被り、虫メガネで周りを

キョロキョロしていた。


「ニャ!ニャーニャニャ?ニャオンニャー?」

すずは猫と猫語でお話をしていた。


「2人とも怪盗を見つける気あるの〜?」


すずはスキップしながら、2人を呼んだ。

「向こうの道路に証拠があるって〜!来て来て〜!」


商店街の横道にある道路には、コンクリートに

2つの靴の跡が型取られていた。


するとあさひが、大きな声を上げた。

「あー!あの時の道路と同じ道路だ!」


「この靴の跡は怪盗の靴と同じという事か!」

虫メガネで跡を凝視した。


「靴跡が分かっても探すのは、無理じゃない?」


「簡単だよ〜!」すずが自慢気に言った。


「すず本当か!?」

「靴跡から怪盗見つける方法なんてあるの!?」

2人は驚きながら聞いた。


「簡単だよ〜逆シンデレラしたら良いんだよ〜!」

すずが靴跡に自分の靴を合わせて見せた。


『おぉー!!流石メルヘン!』

2人は、心の中で叫んだ。


「よし、準備をしよう!」

おーーー!!! 3人は声を合わせると準備を始めた。






「シンデレラの王子を探してます!

道路の靴跡と靴が、ピッタリ合わさった人には

シンデレラと100万円を差し上げます!」

商店街の真ん中で、ナイトのコスプレをしたサクラが

声を上げていた。


すると、徐々に男性達の列が出来て舞踏会の

コスプレ姿のあさひとすずは、列の誘導をしていた。


「違う次!全然違う次!次!はい次!」

サクラが靴跡のチェックをしていた。


すると、コンビニの定員さんまでも来ていた。


定員さんは、ゆっくり靴をはめ込むと…

「やったー!ピッタリだ!」ピッタリハマった。


サクラが腕時計を見て、素早く手錠を掛けた。

「16時59分、逆シンデレラ罪で逮捕!!」


「えっ!?!?逆シンデレラ罪??」

驚き固まっていた。


「そうです!あなたは怪盗ですよね!」

決め台詞のようにハキハキと喋った。


定員さんはおどおどと、喋った。

「あ、あの、何の事だか、サッパリなんですが?」


「ボケても無駄ですよ!」

サクラはまた、決め台詞のように喋った。


「ボケて無いのですが……。」


少し悩んでから、話を続けた。

「確かにその若さでボケるは、おかしいですね。」


定員さんは少しホッとした、表情で喋った。

「なので、これを外して下さい。」


「その若さでボケるのは、かなり悪い病気ですね。」


「は、はい?」頭が真っ白になっていた。


「怪盗でも病気には、勝てないんですから

自覚しておとなしくして下さい!」


「あっ……はい…。」


「ちょっとサクラ、誤認逮捕だよ!

コンビニの定員さんも、もっとしっかりしなさいよ」

背中を軽く叩いた。


「しかし、靴がピッタリハマっているんだが?」

サクラが不思議そうな顔をした。


「怪盗はもっと背が高くて〜、定員さんより

筋肉が若干あって〜、定員さんより若干太ってて〜

意外とイケメン!」少し自慢気に喋った。


「ゴリラが怪盗なんだ〜!」

「すずゴリラなんてどこから出て来た!?」

すずの頭の中には、顔がイケメンのゴリラを

思い浮かべていた。


あさひはすずの考えてる事を、何となく理解して

喋った。

「怪盗は、結構モヤシ見たいだよ!

この定員さんより痩せてるのは、骸骨ぐらいだよ!」


すずは、豆の部分がイケメンの顔になっている

豆モヤシを思い浮かべていた。

「なんかホラーだね〜!」


『メルヘン好きな、すずには

骸骨もホラーになっちゃうのか〜!』

あさひは納得していた。






「結局怪盗見つからなかったね。」

あさひが少し残念そうに言った。


すずがはしゃぎながら喋った。

「楽しかったから良いじゃ〜ん!」


「楽しかったし、逮捕の練習も出来たしな。」


「だね〜!」

あさひが笑顔を見せた。






あさひの住む町の大きな病院で、

医師が深刻な顔をしてローズに話をしていた。


「全治100年ですね…。

貴方の足の骨は、治りませ〜〜〜ん!」

医師は、爆笑しながら喋った。

最後まで読んで頂きありがとうございます!


ブックマーク、感想などして頂けると嬉しいです


次回もよろしくお願いします!

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