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自分で変える異世界召喚  作者: 太山諒清
2/2

現実から覚めた夢

「陸人ー?ご飯よー?」

いつもと変わらない声が身体中に鳴り響く。またこうして、いつもと変わらない日常が始まる。目を開けるといつもと変わらない情景に、音に、匂いに体が反応して無意識のうちに動き出す。今日はそんな気がしない。

いつもより雀はうるさくて、車の音もいつもとは段違いに駆け込んでいる。なんで今日だけ、と思いつついつものように体と脳をフル稼働させ、体を起こす。手の甲で瞼を擦りながら眩しい太陽の照りつける天井を見上げると、そこには天井は無かった。

周りを見回すと、そこは俺の部屋では無かった。

脇道には恐らく個人で経営している屋台が奥に小さくなるまで続いている。そこで物のやり取りや人が騒いでいる声、まさにそこは野外マーケットのようなものであった。

驚き、頭の中で整理が追いつかず目を見開いていると

「おい兄ちゃん、いつまでそこで座ってんだよ。商売の邪魔になるからどっか別なとこで休んでくれ。」

と声が向かってきて、

「はい、すいません。」

無意識のうちに謝ってしまった。

そうして、屋台を横目に歩きながら自分が今置かれている状況について考えてみる。

なぜ自分がこのような見知らぬ場所にいるのか、自分があの悪人に刺された後現場はどうなったのか、自分は死んだのか。

考えてみても一気に疑問が湧いてきて全く答えに行き着かない。先程の前の自分がどうなったかは後々考えるとして、一つだけわかったことがあった。それは今ここに、自分がいる場所は日本ではない、ということであった。

屋台を一通り見ていっているがどうも怪しいものばかりが売られているのだ。武器や防具、罠の材料や薬草、変色した飲み物など需要があるのかわからないようなものばかりが売られているのだ。

日本ではまずこんなもの売ってないし売っていたとしても買うのは一部の人間だけだ。

そして、もう一つ理由が。

自分以外東洋人がいないという事だ。

周りから不思議な目で見られ、自分もこんなにも東洋人がいないものかと不思議でならなかった。

そして、あまりにも情報がないことに行き着き、情報収集をすることにベクトルを向ける。

まず言語は同じなのか。さっき、屋台の人が話しかけた時に自分で相手の言うことが理解できていて、相手も自分の言っていることが理解出来た、これは言語が同じということに合点がいく。

次に通貨は同じなのか。先程から屋台での支払いを見ていると、目にしたことのない通貨が支払われていて、今手元にある「円」では支払うことが出来ないということに絶望してしまう。

自分の今のステータスは服装は学生服で所持金は0。おまけに所持品は通学バッグに携帯、弁当だけだ。

まさにゲームで言ったらニューゲームという感じだろうか、思いながら笑えてくる。

その時にふと頭に過ぎるのはゲームという言葉だった。

周りを見渡す。人を見る。景色を見渡す。

一瞬で分かった。ここが異世界であるのだと。

道行く人は恐らく狩人だろう。格好でその人の職業もここが「地球」でないこともわかる。なぜなら皆が装備している武器は明らかに銃ではないからだ。「地球」で狩りが行われる時の武器は大体銃である。だがここの人々の装備しているものは違った。鞘には獣の皮で作ったのか、キメ細やかな質感が目でわかる。刀身は見えないがその人の体の半分以上の長さの刀を装備している。

ここが何の異世界なのかも少しずつわかってきた。

ここは狩人が多く集う異世界だった。

無事2話目を書くことが出来ました!

実を言うと、自分は学生で今はテスト期間中なのです!笑笑

でもそっちのけでこっち頑張ってます。

話の流れがめちゃくちゃかも知れませんが感想などください!いろんな感想が聞きたいです!

今回も読んでくださってありがとうございました!

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