その一手では詰まないか?
掲載日:2015/12/01
盤面という盤面を見ても、自分の王は助かることはないだろう。
自分の持ち駒には、金銀角飛歩など、様々な駒があるのにも関わらず、打ったところで、負けという状況というのは、将棋ではというよりも、自分の将棋の戦い方なのだろう。
持ち駒を出来るだけケチったり、使わずに戦う。
相手に強力な駒が渡るのがなんとなくイヤで、それに気がいってしまう。
まぁわかってはいる、だから負けてしまうのだろうし、強くならないのだろう。
大胆に、軽快に強力な駒を相手に渡す事をおそれずに、ぶつかっていくことも大事なのだというのは分かりきっている。
駒は有効に使わなくては意味がないし、そうしなければ、勝利が遠のくということだ。
しかしなんと言うか、踏ん切りがつかないのだ、このまま大事にした方が、良いんじゃないだろうか、傷つかずにいられるのではないだろうか。
対局終わりに、ニコニコと笑っているこいつに想いを告げることなく過ごしている自分と重なってしまうのだ。
このままではいつか詰むかもしれないのに、なんの一手も打つことが出来ない。




