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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

勇者パーティー

勇者パーティーの剣士

作者: 逆戟シャチ

久しぶりなのでならしのつもりで書きました。

どーも、皆さん

俺の名前はフウって言うんだ

えっ名字?

そんなもんないよ

だって俺平民だし

そんな平民の俺が今何をしてるかって?

1、好きな人に告白して振られてる

2、死にかけてる

3、家でだらけてる

正解は





2の死にかけてるが正解だ

何で死にかけてるかって?

それは数時間前に遡ることになる



数時間前


「見つけたぞ!勇者パーティーよ!」


「お前は魔王軍四天王の一人グライス!」


数時間前俺は勇者パーティーの一人の剣士として魔王討伐の旅に同行していた

平民の俺が何でこの勇者パーティーの剣士やってるかって?

それはな俺の家の隣の家が勇者の家だったわけ

それで勇者のあいつとは幼なじみってわけだ

えっパーティーに同行している理由にはならないって?

まあパーティーに同行している理由は俺の好きだったやつがこのパーティー同行しているっいう単純な理由なんだけどな

何で好きだったやつって言う過去形なんだ?だって?

それはそいつが勇者の事が好きだったみたいでな昨日告白したらふられちまった

俺はその好きだったやつが俺の存在意義って奴でな

そいつに


「あんたなんか嫌いよ」


て邪魔者を見るような目で見ながら言われたからもう俺の心はボロボロだったんだ

なんで存在意義だったのかだって?

それは昔、俺に優しくしてくれたたった一人の人でな

だからそいつが俺を必要だと思っていてくれるかぎり生きていこうと思っていたんだ

親はどうしたんだって?

親は俺が生まれて数日後に魔物に襲われて死んだらしい

俺は親戚に育ててもらったがその親戚は血縁だからっていう理由で俺を育てた

だから優しくしてもらったことがなかったから俺はあいつの事を生きるための存在意義にしてた

えっ何、話を進めろだって?

まったくせっかちだな

じゃあ話すぞ


「勇者よ、魔王城に進みたくばこの私魔王軍四天王最強のグライスと私直属の部下5000人を倒してみろ!」


「5000人だって!?」


「そんなここまでなの?」


「ちくしょーっここまで来たのによ!」


勇者と好きだったやつあらため魔法使い、格闘家が絶望してた

俺は魔法使いには死んでほしくはなかった

自分が必要とされてなくても俺は魔法使いを助けたかった

だからこんな事を言ったんだろうな


「おいお前ら何下向いてんだよ」


「もう無理なんだよこんな人数に囲まれたら勝てるわけがないんだっ!」


「まったくよお前は勇者なんだからつねに前を向いとけよ、ここは俺が食い止めるからよ」


「そしたらお前が死んじまうだろう!」


「はぁお前はそんな事気にしてんのかそんなもん気にせずここ俺に任して先に行け!」


「分かったよフウ、僕達は魔王城へ行って魔王を倒してくるだからそれまで死ぬなよ!」


それが勇者との最後の会話だった

最後に魔法使いのあいつ話さなくてよかったのかって?

別に死ぬんだから話さなくていいと思ってたからな


「お喋りはすんだか?」


「ああ、待ってくれてありがとうな」


「何戦意がないやつよりあるやつと戦いたいと思っただけだ」


「そうか、いくぞ!グライスゥゥゥ!」


「来い剣士よ!」



これが数時間前の出来事だ

グライス達を倒したのかたって?

ちゃんと全員倒したよ

そろそろ頭がボーとしてきたな

もう体も動かない

あっ昔の記憶が流れてきた

これが走馬灯ってやつか

まあきっとあいつらもしっかりやってくれてるだろうし

もう逝くか




この日とある剣士が死んだ



END

このような駄作を読んでくださりありがとうございます。

感想や意見などがあればなんでも言ってください。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 現実は厳しいです(T . T) [一言] え、これで終わり??って思いました。 最後の一文がしんみりきました。 読んでよかったです。
[気になる点] うーん、あっさりしすぎかなぁ。 [一言] 勇者じゃなく仲間の一人を主役にしているので面白そうだと思ったのですが……。 もうちょっとキャラを掘り下げればバケる作品になると思います。
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