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本気で愛したあの日から。  作者: 林 楓
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出会いの歯車

何も取り柄のない。

何処にでもいるような男。


そんな俺が本気で愛した女の話し。


初めに、俺のスペックを紹介しときます。


普通の小学校と中学を卒業し、親父の影響で


調理科がある高校に進学した。


頭悪かったけど無事卒業し大学へ進学。


大学を8ヶ月で辞めて、ラーメン屋に就職。


6年間勤めてまさかの倒産。


その年の8月の初めに当時付き合っていた彼女に振られた。


散々な人生。。。


でも、俺のストーリーは此処から始まった。


店が倒産してからは、3ヶ月間ニート生活。


友達の俊彦と一緒にネットゲームにドップリハマっていった。


俊彦は俺と違って社交的で面白い奴。


男からも女からも好かれる万能型人間ww

ある日、俊彦からアパートに来るように言われ、「面白いアニメでもみつけたんかな?

そんな事を思いながらアパートへむかった。


ピーンポーン。


部屋の中から俊彦の声が響く。

「開いてるから入って来いよ!」


俺「おじゃましまーす」


おもむろに靴を脱ぎ捨て、俊彦の声がする方へ。


リビングに居たのは、俊彦と見慣れない女性と


3歳くらいの子供。


俺の頭の中にハテナがいくつも現れた。


状況が把握出来ない俺を見て、俊彦は


「紹介するわ!彼女の利愛に息子の蓮!」


利愛が軽く挨拶をする。


「初めまして、利愛です。」


真っ白の肌につぶらな瞳。


口元の笑窪が可愛らしい女の子。


その後には利愛の子供、蓮が覗き込んでいた。


俺は蓮に近づき声をかけた。


「こんにちは!蓮君」


蓮はビックリした表情で利愛の後に隠れた。


でも、この出会いから俺の歯車は動き始めた。


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