登場人物&単語
前作のネタバレが含まれます。キャラによっては今回の話のネタバレにもつながります。
≪登場人物≫
【名前】徳間 礼御
【性別】男
【年齢】20歳
【種族】人・駆け出し魔術師
【魔術(異能)】
=異形に好かれる=
徳間家が作り上げてきた魔術の一つ。異形(妖怪や精霊など)に限らず,魔術師の目にも魅力的な人物として映る能力。
=魔を消す有限の祈り=
礼御の母親が礼御を守るためにかけた防御魔術。
礼御の母が把握している異形の力、存在であれば,そのすべてを無効化する。『とある一件』より,その効果が失われているらしい
=敵を灼く盲目剣=
礼御の母が礼御を守るためにかけた攻撃魔術
礼御が死にかけたとき発動するらしい
【メモ】
・徳間家が作り上げている異能のおかげか,現在は妖狐と赤しゃぐまと同居している
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【名前】玉藻前
【性別】女?
【年齢】およそ200歳らしい
【種族】妖怪・妖狐
【能力】
=変化=
通常サイズの狐の姿から人の姿まで,幅広い変化能力を持っている
=狐火=
火炎を生み出し,操る
=チート能力による能力向上(本人談)=
強い力を持ったモノを取り込むことで,自身の能力を格段に上昇させる
=神通力?=
その他にも様々な能力を持っているみたいであるが,詳細は不明
【メモ】
・礼御は彼女のことを玉藻と呼んでいる
・玉藻前と自称しているが,本当に自称である.
・今のところ彼女は3尾の妖狐
・強い力を持ったモノを探しており,その手伝いを礼御にやってもらっている
・ネットゲームが好きらしい
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【名前】紅子
【性別】女
【年齢】見た目は童女だが,18歳は越えているのでいろいろと問題ない……はず
【種族】妖怪・赤しゃぐま
【能力】
=家守の結界=
彼女が住まうだけで,その家は大抵の異形・異能から守られる。
並みの力の持ち主では突破が難しい。
=簡易・家守の結界=
自身の守る家を出たとき、赤しゃぐまは無防備になる。そこで傘を差すことや帯紐で地面に円形をつくることで、簡易的ではあるが家守の力を発揮することができる。
本来の家を守る結界に比べれば強度は下がる。
【メモ】
・赤しゃぐまを喰えば力が増すとされており、他の異形にとって上質な餌となるらしい。
・礼御に命を救われたことにより,礼御の家を守ることになった
・エロゲが好きなようだ
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【名前】水保
【性別】女
【年齢】玉藻と同じくらいは生きているそうだ
【種族】精霊・蛟
【能力】
=水操作=
水を自由に操る能力。
【メモ】
・コスプレ好き
・玉藻とは顔見知りであり、お互い腐れ縁だと言っている。
・礼御が暮らす地域にある水域の管理者。
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【名前】雨無 葵
【性別】女
【年齢】20代後半?
【種族】人・魔術師
【魔術(異能)】
=風術=
風を操る魔術を使用する。自身を浮かしたり、突風を巻き起こす。
=風術・鎌鼬=
切り裂くことや刺すことに特化した微細な魔術具を風で操り、刃や槍を創りだす。
【メモ】
・山奥で古本屋「常晴古本屋」を営んでいる。
・『空前の風使い』なんていう異名があるらしい。
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【名前】空子
【性別】女
【年齢】10歳くらい?
【種族】人・魔術師見習い
【魔術(異能)】
=風術?=
おそらく風を操る魔術を使用できる。
【メモ】
・葵の弟子。
・礼御に対しては無愛想。
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【名前】亜草根 世葉
【性別】男
【年齢】10代後半?
【種族】人・魔術師?
【魔術(異能)】?
【メモ】?
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【名前】字深 蓮武
【性別】男
【年齢】30歳くらい?
【種族】人・魔術師
【魔術】
=魔術具『牙狐刀』による魔術=
玉藻前から得た魔術具により使用可能となった魔術。
主に炎術を使うがそれは魔術具に付属しているような力であり、本来の魔術はもっと別の性質らしい。
=字深家の魔術=
端的な説明をするなら、なにかを回転させる魔術。
例えば人の首あたりを目標とし、右回転と左回転を同時に発生させれば首をねじ切ることが可能。
他にも牙狐刀でつくった火炎を回転させ、火災旋風のような攻撃魔術へと発展させることも可能である。
【メモ】
・玉藻の元相棒。
・字深家は代々退魔師としての活動を主にしている。
・一時的にではあるが、礼御の両親が魔術の指導をしていた。
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【名前】姫菜
【性別】女
【年齢】20歳
【種族】人
【能力】特になし
【メモ】
・アルバイト先が礼御と一緒
≪単語≫
【魔術師】
龍を追い求めるモノのこと。
しかし最近では、龍を追わずとも魔術師を名乗るモノも多い。
【異形】
妖怪や精霊、鬼など、普通の人には見えないモノの総称。
人によっては『魔術師』もこの中に入ると考えている。
【龍】
魔術師が提唱した存在。
魔術師によってその存在の定義は様々だが『全知全能』『天地創造』『不老不死』など、一般人の言う「神」に相当する存在だとされている。
その存在を確証した魔術師はいないとされており、魔術師はこれを追い求めている。
追い求める理由も様々であるが、『不老不死を得る』『存在を証明することが重要』『その存在に自身が成り変わること』などが挙げられる。
【神】
龍に近しい力を持つモノのこと。またとある場所を管理するモノだともされている。山に居れば、川にも居るし、海にも居る。あらゆる場所に居て、その場所を守るに相応しい力をもったモノ達。
この存在は魔術師によって確認されている。確かに力のある存在ではあるが、それらが究極の存在ではないと魔術師は考えている。
具体的には、力のある妖怪や精霊がこの地位に居る。しかし稀にではあるが、人でもこの地位に就いた話もある。
そのため魔術師は「神ではなく、この世にはもっと上位な存在がある」と考えた結果、『龍』の存在を提唱したとも言われている。