~第六話~ークリスタル・エレメントー
『ただいま帰りました』ルーンは声を上げて言う。すると村の人々が次々と葉っぱから出てきてルーンと岩石丸を迎える
『ルーンか、岩石丸から聞いたか、…クリスタルのことを』長老は言う
『ええ、聞きました』ルーンがそう言うと長老は周りの空気を変える発言をした。
『火のクリスタル・エレメントのありかがわかった』村人たちはザワザワしはじめた
『場所は…』ルーンが息を飲んで聞く
『ドンガグール火山だ』長老はこわばった顔で言った。
『…………』ルーンはドンガグール火山を知っている。ルーンがまだ幼い頃に父親と母親を亡くしたのはそのドンガグール火山であった。
『ルーンの親を殺したドンガグールのいる火山にいかせるのですか!?』と村人は反発する。すると長老が口を開いた。
『ドンガグール火山にクリスタル・エレメントがある…それを取ってくると共に、ルーンに親のかたきのドンガグールをこの子にとらせてみてわどうかと思っての…………』ルーンはすでにやる気。全身がにえたぎっていた。村山が話すまもなく。
『行かせてください!!長老』と剣を握っていた。
あぁやっぱりと言う顔をして村人はルーンを見つめた。