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~第五話~ー自分の武器ー
『よし!それから自分にあった針を探すんだ。大きすぎても、小さすぎてもいけないぞ』
『丁度いい針…………丁度いい針っと…あった』そこには大きすぎでも小さすぎでもないルーンにぴったりの2本の針だった。それは上に穴が開いている針と上に丸いモノが付いている針だった。そしてルーンは屋根の木のかわを使って小さなナイフで針のさやを削りだした。
『ふぅ。双剣だ』出来上がった頃には、汗びっしょりで熱気もたっていた。
『1コでいいと思うんだが…』岩石丸は言う
『いいの!この2つがボクの武器なんだから』そう言うと岩石丸に乗って屋根裏を後にした。