カカの天下850「第三十回、カカラジ!」
『嘘吐きぬこ』さんからいただきました。もしも、カカ天女性陣全員が、ムッキムキで暑苦しい漢だったら。
「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ! トメにぃぃぃぃぃ!」
「とぅぉめぇさぁぁぁぁぁぁぁん! ふんぬぅぅぅぅぅぅぅ!!!
「待ってよぉぉぉぉーカカちゅわぁぁあぁぁぁぁん!!」
『とりゃああああうるぁぁぁあぁぁあぐぅおおおおおおお!!』
トメさんは死にました。
『夜野 三日月』さんからいただきました。もしもインドちゃんが、出店の手伝いをしたら。
「あの、ここはやきそばの店なんだけど」
「カレーやきそばのほうが美味しいですよ」
「あの、ここはお好み焼きの店なんだけど」
「お好みでカレーを入れます」
「あの、ここは綿アメの店なんだけど」
「カレーをかけたほうが美味しいですよ。甘口と見せかけてあえて辛口で」
「あの、ここは金魚釣りの店なんだけど」
「金魚さん、カレーを召し上がれ」
「あの、ここは射的の店なんだけど」
「商品は全部カレー」
「あの、ここは」
「全部カレーの店です」
なぜか大好評で大盛況。
同じく『夜野 三日月』さんから。もしもカカ天メンバーが法律を改変したら。
「私、カカはここに宣言する。一日一回、人を笑わせないと死刑!」
一時は平和になるでしょう。しかし絶対に皆さん疲れます。
『水門』さんからいただきました。もしも、シュバッ! の時に思くそ足を掴んだら。
「シュバッ!! あっ、とぉ!?」
トメパパさんはそのまますっ飛んでいきました。壁に激突してぶち破ってそのまま外にいた犬に激突して噛まれて子供に激突して泣かれてなだめようとして警察呼ばれてシュバッと逃げようとしたらまたコケて家に激突してそのお宅を破壊しました。
お疲れ。
同じく『水門』さんから。もしも、タマが饒舌に語りだしたら。
「だるぅー」
「む、タマ? 何をダラけている」
「キンにー」
「そう、俺はキンジロウ! そして君は俺の妹なのだ!」
「だるぅー」
「それがだるいというのか!? それを説明してみせよ!」
「うぇー?」
「負けるのが恐いのか?」
「これはこれは異なことを仰る。私が兄貴に負けるのが恐いと? 私にとって恐いものはカツコお母様による攻撃的な行動全てくらいである。その他であなたに負けるであろう点は身長、体重、年齢ぐらいであると自負しているが、何か問題でも? もしあるなら反証を許す。如何なる点が私を上回るのか事細かに箇条書きしてみせるがいい。二分以内の制限とする。書けたか? 書けない? ならば口頭で一つだけ発言を許そうではないか。さぁ言ってみるがいい」
「誰だおまえは」
「んあ?」
「なんだったんだ今のは!?」
なんだったんでしょうねぇ。
「なんだチミは!? そういうわけでようやく始まりましたカカラジ第三十回! 記念すべき三十回! だけど特別なことは何もしないよん。なぜかというともうすぐ卒業式、本編が特別な話になるから逆にこっちはいつも通りでいいよね? なんていう感じに作品のバランスなどを主張してみる私ですがどう思われますか留兄?」
「大変よろしいのではないでしょうか香加さん。バランスは大事です」
はい、作者です。私もよろしいと思います。
「おっけー! さらに逆を言えばちゃんと卒業式らしく特別な話を書かないとダメだよ?」
わかっております。最近さらに更新の不安定が増しておりますが、ここだけはちゃんと書かねばカカたちに申し訳が立ちません。
「しっかり頼むぞ。さて、それじゃいつもどおりに」
「最初はCMね!」
『ヌンテンドゥーGS』最新作。
ぶっちゃけ別物です。
「今度のカカ天ゲームで重要なのは」
「(タケダの)弱味を握り!」
「(タケダを)とことん追い詰めー」
「(タケダを)×××っ!」
「正解」
「もうお嫁にいけない!」
(タケダの)×××で戦う×××バトル!
『ヌンテンドゥーGSカカ天・タケダvs姉』
「ちょっ! まじ死ぬ! まじ死――」
発売日? 自分の胸に聞きな!
CMがあけて。
「今のは『雨天決行』さんからいただきました。香加、これやりたいか?」
「けっこー興味あり」
「よかったなタケダ。あの香加が興味を持ってくれるなんて。これで何をされても本望だな」
きっと思う存分『運ぶぅ戦う増えるー、そしてー食べーられるー』って感じになるんだろうな。
「カカ君に食べれるなんて……うおおおおお!!」
あら、なんか暑苦しいタケダが生えてきた。あまりに興奮して本編から飛び出してきたのでしょう。
「じゃ、あたしも登場だ!」
ノリで姉も出てきました。
そして始まる、タケダvs姉! ゲーム通りな展開に!!
「ちょっ! まじ死ぬ! まじ死――」
結果? 発売日に聞きな!
「さて、変なやりとりもあったけど次いこう。ふつおた読むぞ、香加よろしく」
「あいよ。『六連星』さんからいただきました」
『本当のハサミとはピンセットの事である』
え、そうなの!? 確かに挟むっていえば挟むけど……でも私は知らなかったから普通でもないかな。とりあえず私からすれば。
『ルシカさん、クワガタのハサミじゃ紙は切れませんよ?』
そりゃそうですな。うん、普通。
『洗濯バサミ…うん、はさんでるね』
うん。
『クワガタのハサミで紙が切れなくても、クワガタを噛み切ることはできますよ』
何が言いたいんですかあなたは。
「さて次です」
投げっぱなしかい。なんかふつおたってこんなん多いなぁ……
「次はクリスマスにあった投稿だよ!」
「随分とまぁ前の話だな……」
「仕方ないじゃん、誰かさんの更新が遅いんだから」
耳が痛い。痛くて聞こえない。さて内容は?
「『雨天決行』さんからいただきました。ではどうぞ」
『さて、今日はカカ天メンバーのこども達にプレゼントを用意したよー!』
つまりはクリスマスプレゼントですね。本当に各メンバーにこれを渡せればよかったのですが……とりあえずはここにいる留と香加が代表として受け取っておきます。
『まずカカ! キミにはボンレスハムだ!なんとなく!』
「わーい、肉だ肉だ」
「嬉しそうだな」
『サエちゃんには高級ビーズセットをあげよう!』
「あ、これいい。私からのプレゼントってことにしよっかな」
「こらこら」
『次にサユカちゃん! コスプレに目覚めたキミにはセーラー服をプレゼントだ! ちなみに夏服!』
「後々入る中学校によっては、もうすぐコスプレじゃなくなるんじゃないか? これ」
「ていうか年齢的にもコスプレじゃないよね。これをコスプレって言ったら中学校と高校が全部コスプレ会場になっちゃうよ」
『なぜって?きゃわいいから! ←結論』
「まぁそれは言える」
「まぁそれは言える」
『さて、長くなりそうなんで一気にいくぜェ!
ニシカワ→タニシ育成セット。
アヤ→最新技術を搭載したマイク。
ヤナツ→ローストオニオンドレッシング。
イチョウ、もといアサカさん→レタス。
クララ→座布団(桜色)。
タマ→赤い長靴にお菓子詰め込んだアレ。
タケダ→カカに叩きのめされ券(一枚につき一回カカに叩きのめしてもらえる)。
さーて、こんなもんか。もし、忘れてる子がいたら、タマにあげたヤツと同じのをあげて下せェ』
「ねぇ作者、どれか一個くらい本編で使ったりするんでしょ?」
うーん、タケダの叩きのめされ券なら使ってもいいかな。
「おぉ、きっと泣いて喜ぶだろうな」
「個人的にはアサカさんのレタスが気に入ってる」
「僕はクララちゃんの座布団だな」
「ところでまだ続きがあるんだけど」
『では最後は歌のじかん!前回の感想で書いた通りクリスマスソングです!
どぞ!
カカ天的クリスマスソング2009
でゅみゅみゅう〜♪×2
でゅみゅみゅみゅう〜♪
今日はー楽しいクリスマス♪(ウェイ!)
でゅみゅみゅう〜♪×2
でゅみゅみゅみゅう〜♪
今日はー楽しいクリスマス!♪(ウェェェイ!)
サユカちゃん♪
トメさんを♪
ミニスカサンタで悩殺かー?♪
でもトメさん♪
正直さぁ♪
ムラムラなんてして
……ないよね?
(ウェイ!)
でゅみゅみゅう〜♪×2
でゅみゅみゅみゅう〜♪
今日はー楽しいクリスマス♪(ウェイ!)
でゅみゅみゅうー♪×2
でゅみゅみゅみゅうー♪
今日はー楽すぃー♪
ク・リ・ス・マ・ちゅ!(ウェ!?)』
以上、香加さんに高らかに歌っていただきました。
「さて、ツッコんでいいか?」
うむ、どうぞトメさん。
「カカ天的とか言ってるわりにカカに関する描写が一つもないんだが」
ソコをツッコみますか。でも言われてみればそうですねぇ。
「私なくしてカカ天はありえない! というわけで歌詞の修正を求める」
「でもクリスマス、もう終わってるぞ」
「んじゃ来年のクリスマスまでの宿題ね」
覚えてくれるかねぇ『雨天決行』さん。
「んじゃ忘れられたら作者が改造するってことで」
まぁそれでもいいですけど。例えばどんな風にしたらカカ天らしいかな。
「バックの(ウェイ!)をタケダの悲鳴にしてみるとか」
さっきの叩きのめされ券を使ってるみたいにすればいいんですね。うんカカ天らしい。
「結局カカは出てないぞ?」
「たまに私が(オラァ!)とか言えばいいんでしょ」
そんなん出番でいいのか主役。でもそこはかとなくカカ天ぽい。
「納得されたとこで次いくぞ。えっと、脅迫状コーナーだな。『紫神 川悠』さんからいただきました」
『脅迫状その1。すみません、脅迫します。すみません』
「腰低い脅迫状だね」
「そのくせその1とか言って『沢山脅迫します』と主張している矛盾」
まぁまぁ続きを読みましょう。
『カカさんへの誕生日プレゼント『高級原始人セット』で誰一人選ばなかったクロマニヨンの口の中に、温泉旅行のチケットを入れておきました。仕込んですみません。気付かれなくて、すみません。そういうわけで、この冬は笠原一家で温泉旅行に行って下さい。すみません。なお、チケットは家族なら全員割引対象です が、自己申請であり証明書等は不要です。すみません。
もし、受け入れられなかったら、トメ君の足がむくみます。すみません』
むくみました、すみません。
「ちょっとぉ!? 受け入れようよ! 温泉旅行とか楽しそうじゃん!」
まだ本編でカカが見つけていません。だからとりあえずむくみました。
「うわ本当にむくんできた!」
はい続き。
『脅迫状その2。すみません。最近チョイ役ばかりで印象薄いテンカ先生にスポットライトをあててあげて下さい。すみません。
さもないと、トメ君のお腹がふっくらプニプニもちもちとした感触になります。すみません』
というわけで留君がプニもちなお腹になりました。
「当ててんじゃん! テンいま卒業式でスポットライト浴びてんじゃん!!」
『脅迫状その3。すみません。最近すっかり化け物扱いが板についてきたカツコさんに、普通にお姉さんをさせてあげて下さい。すみません。
でないと、トメ君がタンスの角に足の小指をガンッてします。すみません』
アレが普通のお姉さん? ありえない。というわけでガンッ!
「いってぇ!!」
『脅迫状その4。これからも楽しいカカ天を書いて下さい。聞き入れられなければ、ルシカさんが、カカ天メンバー全員with私からカカラジチョップを食らいます』
「今だ、仕返し――」
はい、頑張って書かせていただきます。ということでチョップは無しで。
「更新が遅れまくっているのは書けていると言えるのか!?」
これから卒業式まで頑張るもんよ!!
「さてさて、留兄がいろんな意味で悲惨になったところでCMに」
「待てぃ」
「え、なに? CMの前に皆で大笑いしたほうがいい? 留兄を指差して」
「どんだけ兄不幸な妹なんだおまえは! もう少し僕のことを哀れんだりとか」
「あーあ可哀想に」
「ムカつくなおまえ!」
「どうしろと」
はいはい、埒が明かないのでCMいきますよん。前に「CMください」って書いたおかげで二本も紹介できることとなりました。
「おぉ、やっぱり書いてみるもんだねぇ」
では二連続でどうぞ。
『ついに今春発売決定!『カカの天下』アニメDVDBOX1~4巻!
テレビ愛知で放送された、アニメ『カカの天下・シーズン1』全12話を全て収録したDVDBOXが遂に発売されることとなりました! 高画質、高解像度 で、しかも本編では隠されて見れなかった部分や新カットまで収録! 更に予約特典として「サエちゃんフィギュア」と「トメちゃんフィギュア」、そして「タケダのサンドバック」、「姉」が付いてきます!
※一般の店舗では購入出来ません。画面に表示されてある宛先に連絡をとって、その指示に従って下さい』
『ジーク』さんからいただきました。
「なにこれほしい」
うん、むしろ私がほしい。
「誰か作ってくれればいいのに。しかし姉はいらんだろ」
弟の君が言うなよ、可哀想だろ。
「いいんだよ、姉だし。はい次」
『クリスマスまで1ヶ月もない今、皆さんイベントの衣装でお悩みではありませんか?
んな方には是非こちらの商品! 「高級サンタセット」をおすすめいたします!!
忍者ご用達!
防弾性、防刃性に優れるのは勿論、注目していただきたいのは衝撃吸収力!
何と! ANEに思いっきり殴られても3発までは大丈夫、と言う脅威の性能!!
更に! 今ならこちら、「高級特撮メイクセット」もついてきます!
これで、ちょっと素顔がバレたら困ってしまう、なんて方も安心です!
手軽にできるハリウッド級メイクで、お孫さんですら貴方だと気づきません!
更に更に先着20名様には、どこぞの小学生探偵の蝶ネクタイ並みの機能を誇る、「付け髭ボイスチェンジャー」まで同封されています! 抽選で1名様には、M・Sさんの鼻血染め(酸化しきって真っ黒け)をお届けいたします!
バリエーションも豊富!
大人用の他に、背が高くてポニーテールで色々成長期な小学6年生女子が、一回り以上年上の彼を振り向かせるのにピッタリな、超ミニスカバージョンも!
こちらをお求めの場合は、お電話の際に「桃色」と叫んでください!
さて、気になるお値段ですが――これら全てセットで―――
――500でみゅう、500でみゅうでご奉仕させていただきます!
本日紹介した「高級サンタセット」、是非こちらの番号にお電話してお求めください!
おっと! 早速お電話いただきました!!
はい! 「高級サンタセット・桃色」をお一つですね、かしこまりました!
では、お支払いの方法ですが……はい! 「きゃわいい声きゃわいいセリフ払い」ですね! 少々お待ちください! すぐに録音準備いたします!』
CMがあけて。今のは『白金』さんからいただきました。
「えと……クリスマス? また?」
時間系列が違うのは気にしたら負けです。
「んとね、補足を読むよ。『感想欄で、カカクエの通貨に「でみゅう」を推していた方がいらっしゃった覚えがあったので、つい使ってしまいました。えっ、最後の早すぎる注文がサクラじゃないかって? いえいえ、サクラではなく、桜な子のお姉ちゃんですよ』だそうです」
買ったのはやっぱあの子なのね。
「しかしきゃわいい声きゃわいいセリフ払いってのはなんだ?」
「きっとそれを録音したテープにすごい価値が付くんだよ。きゃわいすぎて」
そこまでいくとゆくゆくは世界遺産になりそうですねぇ、あの子。
「お母さんの手腕があればできそうなのが恐いな」
「でも何がどうなっても私の嫁であることは変わらないんであしからず」
ハイハイ、わかってますよ。多分読者の方も全員。
――さて、最後にもう一つだけお便りを読みましょう。『三雲』さんからいただきました。
『特別企画大募集!!
こんな企画をしてほしい。
こんな企画を見てみたい。
そんな思いをルシカ先生に伝えてみよう!
面白そうなら採用されるはず!(多分)
感想またはメッセージからどうぞ』
という、お便りをいただきまして……
「企画ねぇ。やる余裕あんの?」
正直、今の形でいくと厳しいかと。
私的なことですが、三月からお仕事の責任がちょいと上がってしまいまして。なおさら気軽に書けない状況となってしまったのです。なので、また形式を変えようかなーなんて考えてます。ハッキリと決めたわけではないのですが、『週一回、この曜日』と更新日を定めて1~3話を一気に更新する形とか、カカラジを10回ごとにして、もう少し短めにしてみるとか。
「前みたいに毎日更新は無理、かぁ」
やりたいのは山々なんですが、こればっかりやってたら生活できませんので……ちょうど小学生編も一区切りつきますし、中学生編から新体制で、という方向を考えてます。
「じゃあとりあえず、卒業まではなるべく書くんだな」
あい、それは書き上げねばカカたちに合わせる顔がありませんので。
「応援してくれてる皆様、こんな感じになりましたが、どうか温かい目で僕たちを見守ってくれると嬉しいです」
「私の分身も頑張って卒業式を盛り上げると思います!」
そんなわけで、カカラジチョップは――
「作者のケツに、カカラジチョップ!」
「おらぁ、しっかり書けぇ!!」
はぃぃぃぃぃ!
『この番組は、『企画募集委員会』と、『ヌンテンドゥー』と、『でみゅう通販』の提供でお送りしました』
ほんっと更新遅れすぎてどうしようって感じの一週間でした。うぬぅ、不甲斐ない。
しかししかし、卒業式は今月! 負けぬ、負けてられぬ! だからカカたちも負けるなー!