カカの天下725「第二十五回、カカラジ!」
――もしも、インドちゃんがカレー作りに失敗したら。
「世界の終わりだあああああああ!! 私、死ぬ」
――もしも、サエちゃんがバレンタインにカカの分のチョコだけ用意し忘れたら。
「世界の終わりだあああああああ!! 私、死にたくないからトメ兄死ね」
「オイ」
――もしも、シューがいなかったら。
え……別に変わらなくない?
――もしも、タケダがいなかったら。
え……別に変わらなくない?
――もしも、シューがSでカツコがMだったら。
え……絶対ありえなくない?
――もしも、インドちゃんの大好物がカレーじゃなくタコスだったら。
「私のあだ名はメキシコ。皆はメキシカンって呼ぶの」
メキシカァン!!
――もしも、トメにもう一人妹がいたら(カカより年下、でもスペックは姉並)。
タマでええやん。
――もしも、カカ天が格闘ゲーム風になったら。
「そのツッコミ、隙だらけだ!」
「ふん、やるではないか。さすがは世界のボケを極めただけはある!」
「くくく、我が渾身の漫才……受けよ!」
「受けて立つ! うおおおおお! ノ・リ・ツ・ッ・コ・ミ!!」
「つまんね」
KO!! You,Win!!
「私よりボケるやつに会いにいく……」
「や、ツッコミ探せよ」
――もしも、キリヤンが女性キャラの誰かを本気で口説いたら。
これ、実は本編で……にやり。
――もしも、総理大臣(猫)が総理大臣(日本のトップ)になったら。
「にゃー!」
「にゃんですとおおおお!」
日本は豊かになりました。猫すげぇ。
――もしもサエちゃんがトメの妹だったら。
あー、これいいっすね。本編でそれっぽいの書こ。
――もしもサユカちゃんがトメの妹だったら(勿論トメのことが好きなまま)。
あー、これもいいっすね。以下同文。
――もしも、ルシカ先生がスランプになったら。
えっと……書けませんって素直に認めて、これ以上書かないけど、それでもいい?
――もしも、カカ天キャラがみんな、虫だったら!
トメとカカ→カブトムシとクワガタ。一本のツノと二本のハサミがボケツッコミのようにきっちりハマる。
サエ→蜘蛛。人知れず張った網は獲物を捕らえ、ゆっくりと優しく咀嚼する。
サユカ→なんか思いつかん。
テンカ先生→カマキリ。つえぇ。
ユイナさん→蝶。似合いすぎ。
サラさん→皿。あコレ虫じゃないや。
姉カツコ→三葉虫。コレも虫じゃない? 虫って書いてあるじゃん。現代にいない? だからこそ姉じゃん。
タケダ→ダニ。タケダニ。一匹くらいいてもいなくてもどうってことはない。
シュー→ノミ。シュノミ。湯のみに似てる。以下同文。
……微妙なのもあるけど、このメンバーで一つの話を作るのも楽しいかもしれませんねぇ。
「はい、ありったけのもしも話と共に始まってしまいました久々のカカラジですホント久々です毎日更新でなくなってから日々の過ぎる速度が遅いこと遅いこと三月だというのにまだ寒い気がするのもきっとそのせいでしょうねってことで寒さを吹っ飛ばす勢いがほしい香加です!」
「そんだけ勢いよく喋ってれば少なくともおまえだけは寒くないんだろーなーなんて思う留です」
はい、三月なのに寒い元凶にされてしまってなんか私すげぇんじゃね? なんて思ってる作者です。
「なんかもしも話、たくさん発表したわりには流しまくってたね」
だっていっぱいありますし。こうやって勢いよく書きまくるのも、これはこれでいいかなーと。
「ま、よさそうなのは本編に活かすって言ってるからいいんじゃない?」
「そか……って、虫編はともかくサエちゃんとサユカンが妹に? 私はどこにいくのさ」
それは後々考えますよ。
「ならいいけどさ……今回のもしもは、『若木瀬』さん、『嘘吐きぬこ』さん、『ばぁむくぅへん』さん、『てん丸』さん、『睫毛火射夢』さんからいただきました。ありがたう!」
「たう!」
さて、ここで恒例のお断り。
「素人お断り」
「この話数に到達してる時点で素人じゃなかろう」
ですね。でも一応。この番組はネット小説『カカの天下』を盛り上げるため、ぶっちゃけトークや作者の本音を交えながら読者さんの投稿でヒャッホゥするラジオ的お話です。ここにいる留と香加はカタカナの分身であり、本編と直接関係はないのでお気をつけください。
「それでは第二十五回カカラジ! スタート!!」
DMへ。
CMじゃないよ、DMだよ。
cmでもdmでもないよ。
DMだよ。
ダイレクトに・揉む、の略じゃないよ。
ダイレクト・メール、の略だよ。
なんのダイレクト・メールか?
知らん。
DMがあけて。
「……ダイレクトメール?」
うん。来たから。
「来たからってなんでも使うのがカカラジだよな、うん」
さすがは大人の留君、わかってらっしゃる。今のはカカラジネーム『豚助』さんからいただきました。
「前によく脅迫状くれてた『鶏助』さんの親戚? もしくは同一人物とか」
「や、なんか最近は採用されないからって『修行の旅に出る』とか書いてたけど『旅先からの便り』とかたまにきてたし、違う人だと思う」
「にしてもDMて。そして最後の……なに」
とてもカカ天っぽい。
「むしろカカっぽい」
「うっさいわ。ふつおたいくお」
いくお、だって。新しい語尾かお?
「なんだかネット上のどこかでありそうな語尾だお」
「うっさいうっさい! ちょっといい間違えただけだよ! ほら、ふつおた読むからね! えー『サイボーグ』さんからいただきました。『歯磨きが大事。さもないとタケダみたいになる。(自分の想像ではタケダは前歯が欠けていると思う)』だって!」
「普通すぎるお便りきたああああああ!!」
普通すぎて採用!
「タケダって前歯欠けてるの?」
それが普通らしいから採用!
「うーん、僕としてはそんな、タケダにやんちゃっぽいイメージないから、違うような……」
んじゃ読者の反応見て決めましょ。前歯が欠けているか否か。
「すんごいくだらない投票を求めるねあんた」
カカ天っちゃーそういうもんだがや。ほれ次。
「それもそうだ。じゃ僕が読もう、『最近語尾に「ぶっ食べるぞコノヤロウ」をつけるようになった普通の人』さんからいただきました」
「今日の私は鶏のから揚げをぶっ食べるぞコノヤロウ!」
私はドライカレーをぶっ食べるぞコノヤロウ!
「えー『最近、友人にシスコンとかロリコンとか言われるんです。僕はただ、近所に住んでる小6の女の子に「お兄ちゃん」と呼ばれてるだけなのに……というわけで経験者であるルシカ先生にどうしたら「おはよう普通の人」と呼んでもらえるか教えてほしいです』だってさ、先生」
ほうほう、なるほど。この人はいろいろと間違えているね。まず「おはよう普通の人」なんていうセリフを日常で使うシチュエーションがあると思うかい? 大抵はおはようの後に名前を言うものだ。『フツウノヒト』という名前でもない限り、そんな風には呼ばれないのだよ。ふむ、そういうことではない? 普通の人として見られたいということか。ならば遠くへ行きたまえ。そのようなイメージが一回定着すると払拭するのは難しい。あぁ思い出す……私の高校時代、新任の教師へ生徒を紹介する場面があったのですよ。そしてある生徒が自己紹介しようとしたとき、「〜君はロリコンだと思います」「僕も〜君はロリコンだと思います」「さらに私も〜君はロリコンだと思います」と次々に声があがり、「もうロリコンでいいよ」と諦めた少年がいました……ね? もう諦めなさいな。って私は「お兄ちゃん」って呼ばれるような経験ないわああああああ!!
「長いわああああああああ!!」
「ノリツッコミにしても語りすぎでしょ。どう見ても経験者だよ」
あっはっは、こういうのはソレっぽく匂わせておいたほうが面白いのだよ。
「実際にそうだったとしても逃げられる言い方でもあるよな」
ハイハイどっちでしょうねー。どうでもいいですねー。はい次。
「なんで作者がそんなに投げやりなのかわからないんだけど」
「留兄、投げやりにしては語りすぎだよ」
いいから次!
「はいはい。次は……前回から募集していた『カカ天名セリフランキング』の結果発表です」
「作者の思いつき企画、そして投稿しにくい企画なために票はバラけるバラける」
むぅ、範囲が広すぎるのは自覚してましたけど、読者さんがどう思ってるのか聞いてみたかったのだよ。
「そんなわけで、票が重なりまくったのは一位ぐらいですけどトップ3を発表していくぞー」
「それだけじゃつまんないし、ちょっと気になったセリフ投稿も紹介していきます。トップ3終わってからね」
うんうん、一票入るだけでも「あーこのセリフ気に入ってくれてるんだなー」とわかって楽しかったですからね。しかしまずは三位、いってみよ。
「名セリフランキング第三位! セリフ登場話は毎年の十月二十日付近の話。そのセリフは――『私に抱きつけ!』でした!」
「香加、言ってみ」
「私に抱きつけ!」
よっしゃー!
「寄るな!」
どっちだ!?
「や、ほら。なんでもないときに抱きつかれまくってたら尻軽女じゃん」
「おお、そんな言葉を知ってるとは」
「私が目指すのは尻重女だから」
「おお、そんな言葉があるとは」
なんか太ってそうなイメージしか浮かばないんスけど。
「じゃ尻ズッシリ女で」
「何が詰まってんだよ」
ほらほら、脱線しないでセリフに対してのコメントしなさいな。
「はいはい、これはまず243話、魔法の誕生日で感極まったカカが言ったセリフだな」
「前にやった好きな話ランキングでも出てたけど、人気高いよねーこの辺りの話」
気合入れて書いた身としては、もーほんと嬉しい限りで。何気なくカカ天キャラ誕生日の話となると浮かんでくる言葉になってますね。
「うん、分身な私が言うのもなんだけど直球でいいよね。皆で抱きついて、胸はぽかぽか、心は幸せ、お尻はズッシリ」
「尻はいらん」
「え、留兄お尻いらないの!? ……おトイレどうするの」
脱線すんなっつーに。
「うっさい。恥ずかしいんじゃボケ」
ボケ役の香加にボケって言われた……ま、でもそうか。自分のセリフは恥ずかしいか。そうかそうか。
「名セリフランキング第二位!」
「おっと話を逸らす気です香加選手!」
そんなに照れて……留、抱きついてあげなさい。
「ええいやめんか! えっと、第二位はね! セリフ登場話はクララちゃんの出る回いくつか。そのセリフは――『クララしょっくです!』でした!」
「あぁ、何気に『〜しょっくです!』って使う人増えたんだよな。感想欄とかメッセージとかで」
なんか使いやすいよねぇ。クララを書いたときに「この娘にはなんか口癖ほしいなー」と思って生まれてきたセリフです。かなりキャラにぴったりだったんじゃないかなーと作者ながらに思ってるのですが。
「二位になるくらい投票きたんだし、そうなんだろね」
「でもそこまでしょっちゅう言ってるわけじゃないよな」
そりゃ四六時中しょっく受けてるわけにもいかんでしょう。
「とりあえずこの作品でのクララちゃんの死因は決まったね。しょっく死だ」
勝手に不吉なことを決めないでいただきたい。
「でもこの作者、何書くかわかんないしな」
「そそ、今のうちに伏線を用意してあげようと思ったわけよ。感謝しなよ?」
しません! クララちゃんは死にません! キャラ的に!
「や、そこは人間じゃないからーとか言おうよ。そんなぶっちゃけずに」
いいの! 可愛い子は死なないの! ほら次!
「そういやこれってぶっちゃけラジオだったな……」
「ま、別に死んでほしいわけじゃないし別にいいじゃん。次は一位だよ」
「はい! では第一位……って、たぶん読んでるかた全員予想はついてると思います。セリフ登場話はいっぱい! 感想欄にもいっぱい! メッセージでもいっぱい出没! そのセリフは――やっぱり『でゅみゅみゅみゅう!』です! 票数はもちろん超ダントツ!!」
「でさ、作者。この言葉って結局なんなわけ?」
知らん。
「オイ作者。あんたが考えたんだろが」
そうだけどさー、こんなに色んな世界を汚染する言葉だと思わなかったしー、予想以上に広がってもーほんと何がなんだかわかんないしー。読者さんも発想を自由にしまくって使ってるしー。今さら説明を求められても困るしー。
「とりあえず印象に残ってる言葉ナンバー1、というわけで圧勝でした。投票してくださった方の半分がこの言葉を推しています」
「ほんと皆してでゅみゅみゅみゅうだよね」
これ香加さんや。どういう意味でその言葉を使いおった?
「知らんて」
オイ。
「えー、というわけで好きなセリフランキング第一位は見事、『でゅみゅみゅみゅう』となりました! 記念に『でゅみゅみゅみゅう』に関する話を一つ書いてもらいます!」
……もう今までにいっぱい書いたから、改めて書かなくてもいいんじゃ?
「それもそうだけど、決まりだし」
はーい。んじゃ近々でゅみゅみゅみゅう全開でなんか書きまーす。
「約束な。えーそれでは、投票数は少なかったけど印象に残ったセリフ投稿を紹介していきます」
登場17話。『嬉しい。それはきっと、楽しいよりも上のこと』
「お、私とサエちゃんの馴れ初めだね」
カカ天初の『コメディ以外の話』でしたので、私としても印象深いものですわ。
「一緒にいると嬉しい、か。今でもそれを忘れてないだろうな?」
「もちろん!」
登場384話〜386話。『寒くなったら――またおいで』
「これは『チェンジ』……サエちゃんと私が入れ替わったときの話だね」
そうそう、まだサカイさんと離れていた時期、寂しさを感じているサエちゃんに気づいたトメが、とっても恥ずかしいセリフで励ましていたときのセリフですな。
「恥ずかしいとか言うな」
「え、だってこのとき外で叫んでたんでしょ。なんか色々と」
イタいよね。
「イタいとか言うな!! サエちゃんも少し元気づけられた感じがしたし、別にいいだろ!」
結果オーライって便利な言葉ですよね。
「はいはいはい次次次!」
登場573話。『当たり前でしょう。親というものはですね、子供がいないと強くなれないのです』
「そしてサカイさん大爆発の回だな」
そう、サエちゃんを取り戻すため、ダメ人間まっしぐらだったサカイさんが頑張りまくる話で口にしたセリフです。
「子供のせいにした単なるイイワケにも聞こえるけどね」
「でも今のサカイさんはちゃんと頑張ってるだろ。子供と引き離されるのはそれほどショックだったってことだよ。とはいえ親になったことのない僕らにわかることじゃないけど」
「留兄は、私と引き離されたら生きる気なくす?」
「……なくすかもな」
「そ、そか」
さて、なんかいい雰囲気の二人は放って置いて。
登場544話『人ってね、元気が出たらすぐ頑張ったほうがいいんだよ。元気って賞味期限あるから、それが過ぎるとダメになっちゃうの』
「お母さんの元気論だね」
「確かになぁ。元気出てもダラダラしてたら、いつの間にかやる気なくなっちゃったりするんだよな」
『やるべきこととか、やったほうがいいことがあるなら、それを優先すべきかもしれないけど……そんな難しいことを考えてたら疲れちゃうものだよ。やりたいことをやってみるの。やってみようと思ったことをやってみるの。そうすれば元気は長持ちするし、日々が楽しくなるし、元気をもらえることも増えるはずだよ』とも言ってますね。
「これは香加ならよくわかるんじゃないか? 毎日やりたいようにやってるじゃん――ああ、だから元気なのか」
「んー、でもほら。私は子供だし? 大人の皆さんが持つ責任とかありませんから」
「その言い方は子供らしくないがな」
でもまぁ、ユイナさんも『心に余裕と元気があれば、少しくらい遅れたって大抵のことはなんとかなるものだよ。人って意外と強いんだよ?』とも言ってますし。年齢関係なく、香加みたいな勢いで生きていけば案外うまくいくものなのかもしれませんね。
「……兄としてはこんなのを見習いたくないんだが」
「なにおー」
はいはい、それぞれのやり方で元気よく生きていきましょう!
登場570、571話。『私を嫌いにならないで』
「これは……言ったのはカカだけど、元は母さんのセリフみたいなもんだな」
そうですね。言ったのはカカですけど、そう思うまでに至ったのはユイナさんの言葉があればこそ。兄妹で喧嘩して、さらに親友とも喧嘩しそうになったとき、ユイナさんの『根っこが大事』という言葉があればこそ思うことができたことです。
「私を嫌いにならないで、か。喧嘩してもいがみ合っても、結局は根っこが好きな相手にそれを伝えられたら仲直りせざるを得ないよな」
もちろん他にも投票はありまして。あわせて過去の話を読み返していると……ユイナさんを始めとした大人たちは心に残る言葉を多く口にしてくれていました。書いてる私が言うのもなんなんですけど、すでに作品が一人歩きしてる状態なので……改めて、いい大人たちがいてくれるなぁなんて思いました。
「えっと……お世話になってます」
「僕も……お世話になってます」
いえいえどういたしまして。
『おまえには言ってない』
さ、作者なのに……まぁいいや。どれもこれも私の中だけから生まれた言葉ではありませんしね。私も大人な皆さんにお世話になってます!
そんなわけで、たくさんの方々の投稿ありがとうございました。私も作品を振り返り、楽しいひと時を過ごすことができました。
「こうして見ると、変な言葉だけじゃなくて重いことも喋ってるんだね私たち」
「基本ふざけてるけど、やっぱりこれは僕らの生活の話だからな。全部お気楽にはいかないさ」
それでも日々学び、成長し、やっぱり笑って過ごしていければいいなーと思って色々と書いております。こんなカカたちの日常を、また改めてよろしくお読みいただければ幸せでございます。
「私も幸せでっす!」
「ま、僕もだ」
それでは、この辺で名セリフランキングはひと段落させていただきまして……次は脅迫状コーナー!
『カカラジ載せて貰えて幸せの絶頂に居るよろぽならぬ林檎なトマトです。載せてくれたお礼に有難迷惑な脅迫状をおくりまーす。
ルシカさん あなたは次のカカラジまでに読者に対する面白い脅迫状を考えカカラジで発表しなさい。さもないと意味が分からない文を暇な時送りまくっちゃうぞー しかも全部カタカナで……じゃあ頑張りたまへ』
というわけでですね、例によって例のごとく。
林檎なトマトさん、その意味わからないカタカナの文を暇なときにどうぞ送りまくってください。私がその文になんとなく満足したならば、自作の脅迫状を次回のカカラジで書きましょう!
「まーた脅迫状返してるよこの人」
だってわざわざ返しやすいの書いてくれるんですもん。それでは林檎なトマトさん、よろしく!
「感想欄のカオス、再びかな?」
「前よりは混沌としないだろ……たぶん」
ではでは、CMいきましょう!
『新ドラマ――名探偵あなた。
言葉の通り探偵役はあなた。そして挑むべき謎は、ユカの語る二つの仮説。
「やはり本当に歩けなかったのでは?」
「いいや、彼女はあのとき『病み上がり』という言葉を使っていた。それは怪我の症状に使う言葉じゃないのでは?」
「使う人もいるはずだ」
「もしかすると松葉杖をついていたかもしれない。『そうでない』とは書かれていないのだから、描写の少ないカカ天ではあり得るはずだ」
「クララが瞬間移動という能力を失うほど『力』を使ったのなら、脊髄を癒すことも不可能ではない?」
「脊髄が治れば確かに大ニュースだが、ユカと懇意のタケダ院長がそれを隠しただけなのでは?」
「行方知れずの友人Aの正体は、まさかサワサカの爺さんなのでは?」
謎が推理を呼び、しかし実証を掴ませない。果たして真実はどっちだ!?
名探偵あなた。
あなたの挑戦を、待っている』
CMがあけて。
「今のはカカラジネーム『こんなん出ましたけど』さんからいただきました」
「なんか深く読んでるね、この人」
最後の推理なんか秀逸だね。
「あなたの挑戦を待っている――待つの?」
まぁ、推理するなら止めはしませんが。これからもユカは登場しますし。
「なんだよ、作者の大好きな読者参加企画になるぞ?」
いえいえ、もっと大きな参加企画をまず考えているので。
「え、まだなんかやんの?」
はい――お待たせしました! いや待ってるかどうかはわかりませんが、第三回カカ天キャラ人気投票を行います!!
「おー! ついに三回目やるんだ?」
「今度はどんなやり方でいくんだ?」
そうですね……投票方法は毎度おなじみ。感想欄またはメッセージ欄からお送りください。『〜に投票します』という一言だけでもいいですが、読者さまのコメントなんか入れていただくと私が嬉しかったり次回に紹介したりします。
「確かにおなじみだね。して、投票方法は?」
はい、今回は皆様の好きなキャラの組み合わせも知りたいなーと思いまして……読者さんに好きなキャラトップ3を決めていただきます! 例えば……
『1、カカ。2、サエ。3、テンカ』と書いたとしましょう。この場合、1位のカカに三ポイント。2位のサエに二ポイント。3位のテンカ先生に一ポイント入ります。
「ふむふむ、前回は自由にポイント分けできたけど、今回は固定なわけだね」
はい。毎度「決めにくい!!」という意見をもらいますが、私としては「でもそこが知りたいんじゃ!!」という感じですので。
「じゃ皆、選びにくくても頑張って好きなキャラのトップ3を決めてね!」
きちんと一位〜三位まで書いてないと無効票にするかもしれないので、ちゃんと書き方を守ってくださいね。
「結構自由に書いて送ってくる人いるんだよな……や、くれるのは嬉しいんだけどさ」
なお、現在は二日に一回更新なため、発表は次のカカラジとします。途中であとがきにて中間発表はいたしますので、そちらもチェックお願いします。
「ではでは、皆様の投票待ってます! 主に私への投票を!!」
「そだな。僕より香加に入れてほしいかも」
「上位は余裕でいいですなぁ!?」
「や、そういうわけじゃなくて普通に兄妹愛というものでだな!?」
サラリと流してコーナーのおさらい。
普通の質問受け付けます。ふつおたコーナー。
なんでも思いついたらどうぞ、自由枠コーナー。
どんな宣伝でも面白ければOK! CMコーナー
ファンキーな脅迫状待ってます、脅迫状コーナー。
もしもな寸劇、見てみませんか? もしもコーナー。
好きなキャラを三人選んで投票しよう! ただし1位から3位まで順位は決めてね? 第三回カカ天キャラ人気投票コーナー。
以上となります!
「今回はなんか長かったな」
「二日に一回にしてるから、今までの二倍いろいろ溜まっちゃったんだね」
ですねぇ……あ、そうそう。前回のカカラジにて行った脅迫返しですが、『DANY』さんが見事に感想欄をカオスに陥れ――なんか頑張ってくださったので。約束どおりにカカ天本編の次話にて混沌としたマニアックもしも話を掲載いたします。ネタだらけです。一般の方々にはさっぱりわからない話となりますので、お気をつけください……い、一話だけだから、オカシクなりすぎても見捨てないでね?
「これ読んでる人は心が広いし、大丈夫じゃない?」
「わりとそれいつも言ってるよな」
まー載せると約束したからには載せねば! 『DANY』さんとマニアックだったりオタクだったりな皆さんはお楽しみ!
「それじゃ最後に留兄へカカラジチョップ!!」
「ぐほぁ!? ……な、なんで?」
「過去編、出すぎ」
「し、仕方ないじゃん……がく」
「そんじゃーカカばい!!」
この番組は、DMとCMの提供でお送りしました。
間に合わなかった……!
うう、16日のうちに更新できませんでした。なんかたくさん書きすぎました。ながーくなってしまいましたがダラダラっとお許しください(どんなだ
しかし人気キャラ投票開催です。
皆さんちゃんと書き方守っていっぱい送ってくださいねー^^
お、送ってくれますよ、ね?(結構毎回びくびくしてる