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カカの天下  作者: ルシカ
599/917

カカの天下599「貴桜運動大戦 二人三脚障害物走」

 スタートはこの上もなく絶妙だった。


 走る、走る、走る。


 軽快すぎる、一人で走るのと全く変わらない。私とトメ兄の足を縛ってる? 本当に? 紐解けてるんじゃないの?


『おっとぉ! 素晴らしい走りです、笠原カカっ!!』


 それはいらない心配のようで、サユカンの実況と共に驚愕の声が周囲から聞こえてきた。


 二人三脚で全力疾走を成功させている。これだけでも驚きだろう。


 でもそんなことよりも、皆が驚いているのは――


『速い速い! 笠原カカとその保護者であるお兄さん、誰よりもダントツで速いですっ!』


 まるで誰かさんたちのことを完全に忘れきったかのようなサユカンの放送。


 そう、皆が視線を注いでいるのは私たちだけでなく――すでに私たちの遥か後方にいる、思ったより大した走りを見せなかった親子。視線は語る、期待外れ、ガッカリだと。でもそれを口にすると雰囲気が悪くなるので誰も触れない。


『そろそろ先頭の笠原兄妹が最初の難関に差し掛かります。ここまでは噂どおりの走りっぷりですが、果たしてここはっ!?』


 ――噂どおり。


「ほ、本当に速いわね、あのカカちゃんって子」「噂には聞いていたけどあそこまでとは」「中学生の男子並の運動神経だって話だよな、たしか」「でも俺レポーターとか来たからてっきりあっちの方が」「しっ! 黙ってな」「い、いいぞ、頑張れー!」「いっけー!!」


 ヤナツたちの噂を広める一方で、もう一つ広めてもらったものがある。それは私の噂。『笠原カカというやたらと早い女子がいる』と。そして『それよりも速い』という触れ込みでヤナツを持ち上げた。


 だからヤナツ父子に失望した観客は、次の噂――私の噂に乗っかってくる!


『おっと、期待に応えすぎたせいか一般応援席からもカカすけを応援する声がっ! 思わずわたしも応援しちゃいます! キャー! トメさん頑張ってぇっ!!』


 私の応援しろよ、とツッコむ間もなく。


「さて、網をくぐるわけだけど」


「カカ、僕が先やるわ」


「ほい」


 それだけで意思が伝わる。


 まずトメ兄が地に落ちている網の端を拾い上げると、そこに一人分の隙間ができる。私はそれをくぐって一歩進み、適当なところで網を掴んで持ち上げる。そこにできた隙間に入ったトメ兄はさらにもう一歩進み、私より少し先で網を持ち上げる。そこに入った私がさらに一歩進み――この繰り返し。簡単に言えば、右手、左手、の順に網を掴んでくぐっていくやり方を、私の右手、トメ兄の左手でやっているだけだ。足を縛ってる状態でやると言うほど簡単じゃないんだけど……簡単だ。


『止まりません、勢いが止まりませんっ! 淀みなく交互に網を進んでいくその姿はまるで虫! なんか妙な形をしているわりには素早く動く、外国あたりにいそうな虫のようですっ! 例えが悪い? それはカカすけのせいです! なんでそんなに見事に一心同体なのよっ!! わたしと代わりなさいっ!』


 サユカンサユカン、ちゃんと実況しようよ。嫉妬するのはわかるけど。


 網を抜けた先にあるのは平均台。二人三脚だというのに二つずつしか並べられていないという、なんとも意地悪な障害物。


「どっちがケンケンする?」


「カカやれよ」


「いいよ」


 合図もなしに平均台へ跳び乗る。


『う……わぁ……っ』


 サユカンの感嘆、そして応援席からの超感嘆。


 我ながら、というか我らながらすごいと思う。二つの平均台を三本の足で渡るのは難しい、なら二本で渡ればいいということで――トメ兄は普通に左右の足を平均台にのせて進み、私はトメ兄と縛られた足だけをのせて片足立ちでケンケンするように跳ねながら進んでいったのだ。しかもここでも歩かず走る。狭い平均台の上を小刻みに激しく片足で跳び進むのは難しいはずなんけど……ここでも不思議と問題ない。一人で動くときと全く違和感がないんだよね。


 次に縄跳び、ハードルと続いたけど、私とトメ兄はことごとくを掛け声の一つも無しにクリアした。そして最後はマシュマロ取り。小麦粉がたっぷり入った箱の中に隠されたマシュマロを、手を使わずに顔を突っ込んで探すというもの。口でくわえて、それを箱の傍で待機している先生に見せれば合格だ。


 しかし今回は特別ルールが存在する。マシュマロが二つあり、生徒と父兄、二人共の口にマシュマロがないと合格できないのだ。つまり二人して一つの箱へと顔を突っ込むことになる。


「ぶほっ! 何するカカ」


「うりうりうりうり」


 説明するまでもなく余裕勝ちが決定していた私はちょっとじゃれついてみた。トメ兄の顔に小麦粉をくらわせまくる!


「げほっ、げほっ……自爆した」


 でもくらわせるには小麦粉を自分の顔で吹っ飛ばすしかないわけで。私も小麦まみれなわけで。


「ほへ、はっはほひほ」


 ほれ、さっさとしろ? あ、トメ兄もう見つけたんだ。少しくらい遊んでくれてもいいのに……ほい、めっけ。


「合格!」


 私たち二人のマシュマロを確認した先生はOKサインを出してくれた。あとはもうゴールするだけ。


『この障害物走で一番速かった二人! 顔も一番白いですっ!! ていうかトメさん、これ終わったらわたしと一緒に今のやつやりましょう!』


 サユカンの実況に応援席から笑いがもれる。でも私みたいにじゃれついた人ってあんまりいなかったのかな? これって多分、親子とかが仲良くするために仕組まれてるんだと思うけど……ま、いっか。


「んぐん。トメ兄、サユカン絶対どさくさに紛れてちゅーする気だよ?」


「んぐ。勘弁しろよ」


 マシュマロの飲み込んだ私たちは、そのまま……


『ゴール! ゴールです! 皆を感動させるほどの素晴らしい走りを見せてくれた二人に、大きな拍手をお願いします!!』


 いつぞやの漫才大会のときのような大歓声をもらってしまった。


 いやはや照れる、これが作戦とはいえ。


「カカ」


「おうよ」


 またもや口にするまでもなくハイタッチを決めた私たち。


「どうしたカカ、自分の手なんか見つめて」


「ねぇ、トメ兄。私たち、練習してないよね?」


「は?」


「なんでこんなにうまくできんの」


「毎日練習してたからだろ」


 目を白黒させる。え、だって、こんな練習したこと――


「二人三脚ってのはな、呼吸が大事なんだよ」


「ふむ」


「毎日おまえのボケに合わせてツッコミ入れてるのは誰だ?」


「あ」


 そうなのだ。二人三脚だけじゃない。誰かと何かをするには呼吸が大事なのだ。ということは――私たちがこの競技が苦手なはずはなかった。


「最初はお姉に断られたけど、うわぁなるほど。そういうことなら確かにトメ兄のほうがやりやすいわ。最強コンビじゃん私ら」


「……姉と一緒にやったら、誰だろうと足ごと引き摺られながら走ることになるだろうし。絵的にそれがまずかっただけじゃないか?」


「おりょりょ、話を逸らした? トメ兄もしかして照れてるのかや?」 


「うっさい。そんなことより」


 トメ兄が顎をくいっとそちらに向ける。


 ああ、そうだ。


 ……後ろを見る。


 私と一緒に走っていた後続の人たちが追いついてくる。


 ヤナツ父子は、四位だった。最初は二位だったものの、私たちに追いつこうと無理にペースを上げて何度も転んだのが理由らしい。


 他の人は楽しそうにしていた。勝ち負けなんか関係ないんだ、家族で触れ合い、協力しながら障害物を越えることをただ楽しんでいた。


 でもヤナツたちだけは、表現し難い暗い顔で、黙々と競技をこなしていた。


 ゴールまでそのまま。


「……トメ兄。なんでだろ」


「どうした?」


「今ね、爽快な気分だったの。私のサエちゃんを傷つけたやつを打ち負かして、皆に応援されながら走りきって、トメ兄とコンビネーション決めて、一番で……いい気分だったはずなのに、少しだけ、なんだか嫌な気分になってきた。さっきまですんごくムカついてたのに、あの二人を見て、ざまぁみろーとか思えないの」


「そりゃーここまでコテンパンに叩きのめせばな。やりすぎかな、とか思わないほうがダメだろ」


 トメ兄は、なぜか嬉しそうな顔だった。


「おまえも相手のことを考えるようになったか――よしよし。でも大丈夫だぞ? このままだと確かにやりすぎで、僕らのしたことは単なる貶めだ。だからこそトドメを刺すんだろ」


 トドメを刺す。サカイさんの作戦にはまだ続きがあったのだ。


 そのトドメというのは文字通りの意味ではないかもしれない。ここまで持ち上げられておきながら、走り出した途端に実況は彼らに全く触れず、観客たちも先行く私たちにばかり注目し、そのまま見て見ぬフリをされながら、微妙な空気の中を走り切らなければならない……私は子供だからよくわからないけど、サカイさん曰く罵倒されたり蔑まれるよりもこちらのほうが屈辱的だという。同情、憐れみ、そして失望。プライドの高い人間はこれを何よりも嫌うそうだ。ならばここまで叩きのめした上にトドメなど刺しようがない。


 でも、必要なのだ。この作戦の仕上げとして。


「さて、あの父子はどこかなっと」


 居づらくなったせいだろう、いつの間にかフラリと消えたあの父子を探そうとしたそのとき、


「待って」


 私を止める声があった。


「トドメは私に任せて」


「サラさん?」


「これは多分、私のほうが適任だと思う。それにね、サエちゃんっていう友達を傷つけられて怒ってるのは、私だって同じなんだから」


 サラさんって、ヤナツたちの家族なんだよね。


 家族……家族、か。


「おっけ。容赦なくやっちゃって」


「ふふ、家族だからなぁ。容赦しちゃうかも」


「んー……じゃ、任せる」


 サラさんは笑った。


 その家族を、あんなにひどい目にあわせた私たちに。


「ありがとう、カカちゃん。私の家族に喝を入れてくれて」


 去っていくサラさんを見つめながら、無言だったトメ兄に聞いてみる。


「これで作戦完了、かな」


「そうだな。見ろ、サエちゃんが来る」


 応援席の向こうから、サカイさんに支えられながら私の親友がやってくる。


「カカちゃーん! すごかったよー!!」


 サエちゃんは笑顔だった。本当は自分がお母さんと走りたかったはずなのに、本当は悲しいはずなのに、笑顔だった。


 いろいろと気になることはあるけど。


 私はその笑顔をまた見れただけで、達成感がいっぱいだった。


 あとは、そう。


 トドメがうまくいけば、完璧かな?




 サラです。 


「なんだあいつらは! 人をあざ笑いやがって!」


 校舎の隅に隠れてグラウンドを覗きながら、私の父親が言った。


「なんてやつらだ! 俺たちが何をした? こんな想いをさせられるようなことをしたのか!?」


 同じく覗きながら、私の弟が言った。


「…………」


 あれだけ父と弟を負かしたがっていた妹は無言だった。多分なんだかんだ言って、家族のこんな姿を見て笑う気にはなれないんだろう。


 うん、よし。


 トドメだ。


「卑怯で卑劣極まりない! 見ろあれを、人を貶めて笑いやがって! あぁ汚い笑い方だ――」


「そう? 私には、悪戯を成功させた子供が楽しそうに笑ってるようにしか見えないけど。もしくは悪を倒した余韻に浸ってる、正義の味方とか?」


 私の家族は困惑した顔を、驚いた顔を、そして憤怒に染まった顔を向けてきた。


 その鬼のような顔をした父親が口を開く。


「何を善人面している?」


「何を悪人面してるの?」


 即座の言い返しにうろたえる父。


「あなたたちが嫌な気分なのは、後ろめたいことがあるからでしょう」


 そして三人は押し黙った。


「私も、あの子たちも……後ろめたいことは何もない。私は関与すらしていないし、あの子たちは傷つけられた友達を守っただけ。元陸上選手を打ち破った意外な勇者として称えられているだけ」


「そ、そのせいで、俺たちは惨めな思いを――」


「当然じゃないの、誰かの大切な人を傷つけたんだから。大切な人に何かあったとき、どんな想いを抱くか……私たちは知らないわけじゃないでしょう?」


 つい最近、母親を失った私たちが知らないはずがない。


「でも……でも、あいつばっかり……!」


「弟ちゃん。人が本当に苦もなく幸せなのかっていうのは、本人しかわからないんだよ?」


「知らないし、そんなこと」


「じゃあもしあの二人がずーっと幸せだったとしたら、あなたの行為は褒められるの?」


 俯く弟。


「なんだ、ヤナツのせいか、おまえのせいで――」


「お父さん。あなたは朝のランニングで見かけたあの人たちを鼻で笑っていましたね。朝食のときに、とても汚く語っていましたが」


「そ、それは」


「まさかあの母娘のことだとは思いませんでしたが……ヤナツがした行為も、見て見ぬフリをしたんじゃないですか?」


 黙り込む。図星のようだ。


「自分たちが何をしたのか、わかった? だから嫌な想いをするのは自業自得。でもね、だからってそんなに楽しくないことばっかり考えてると、どんどんつまらなくなってくよ」


「楽しいことなんて、どうせ見つからないよ」


 弟が泣きそうな声で言った。


「お母さんが死んじゃってさ、ずっとイライラしてさ、つい人をいじめちゃってさ……それで友達いなくなるしさ、自業自得だってわかってるよ! でも……」


「お姉様、それだけは、楽しいことが見つからないという意見だけは、わたくしも同意します。お母様が亡くなってから、わたくしは……」


 お父さんは何も言わない。でも多分、この子たちと同意見。この人もずっと機嫌が悪かったから。


「皆さ、お母さんがいなくなってから元気がなくなって……私だけ元気だったでしょ。なんでか、わかる?」


 三人が私を見る。


「働かないと生活できなかったのもある。皆を元気づけようっていう気持ちもあった。でもね、一番の理由は、日々に楽しみを見つける達人たちが近くにいたから」


 その視線を、受け止める。


「この世にあるものはね、見方を変えるだけですごく楽しくなるの。私の知り合い――友達にこういう人がいたわ。自分の夫が知らないうちに亡くなっていて、娘と自分だけが取り残された。でも可愛い可愛い娘のために、その人は一日も待たずに元気になった。悲しむような顔一つせず、一心不乱に働くようになった。娘を全力で愛するようになった。それは見る目を、亡くなった夫じゃなく、今生きている娘に向けたから」


 強かった。どうしようもなく気が合わず、会えばケンカばっかりだったけど……昨日、娘の自慢話をしていたあの人は、どうしようもなく強かったのだ。


「お父さん。あなたの目は、どこを向いていますか?」


 私も強くなりたい。


「あなたたちは?」


 私の家族にも、強くなってほしい。


「私はもちろんお母さんがいなくなって悲しいよ。でも、お母さんは死ぬ間際に、私たちに頑張れって言ってくれた。だからお母さんの分まで私は生きるし、お母さんの分まで私は笑う」


 いつの間にか私は泣いていた。ずっと言いたかったことが言えて嬉しいから。悲しみと苛立ちのせいで聞く耳を持ってくれなかった家族に、ちゃんと伝えることができたから。


「楽しいことに目を向けよう? 悲しいことに目を向けてもいい。ただ、そればかりにならないで。もし見本がほしいなら……あそこにいる子たちを、見るといいよ。ほんと、呆れるくらいに楽しい人たちだから」


 ありがとう、カカちゃんたち。こういう言い方も変だけど、ありがとう。


 私に、きっかけをくれて。


「……お姉ちゃんは、最近よく笑っていますね」


 お姉ちゃん、なんて呼ばれるのは何年ぶりかな。


「うん」


「納得、です」


 妹ちゃん、合格。


「……でも、なぁ?」


「オヤジぃ……なぁ?」


「どうしました、お二人さん?」


 ずっと渋い顔をしていたお父さんと、泣きそうだった弟ちゃんも、


「こんな負け犬状態の俺たちは……いったいどんな顔して戻ればいいんだ?」


「笑えって言われてもなぁ、あんだけ思いっきり負けて笑ってたら馬鹿みたいじゃん?」


 そう言って、二人は頬を引きつらせたような、だけど照れたように、笑って、


「仕方ないじゃないですか、馬鹿だったんですから。あっはっはー負けたー! って感じで思いっきり笑ってやりましょう!」


 二人も、合格。


 ぎこちないけど、皆笑えた。


 ね、カカちゃん。


 トドメって、これでいいんだよね?


「さぁ、お弁当の時間ですよ! この日のために用意した新料理がありますから、楽しみにしててくださいね!」


 運動会はまだ半分、午後からも競技はいっぱいだ。


 美味しいご飯を食べて、気合を入れて。


 皆で笑おう。


 どこかで見ているお母さんも、笑ってくれるように!




「……あ」


「今度は何よ、弟ちゃん」


「でも俺、カカとかサエの前で笑ったら殺されるかも」


「それはしーらない!」


「え、ちょっとねーちゃん!? 俺笑えねーよー!!」


 そこまでは知らないもんねー!




 予想以上に気合を入れすぎてしまった運動会編、まだ一話続けますがひと段落です!!

 やー……ここまで長くなるとは思いませんでした。しかも明日はカカラジ? うきゃー。


 まぁいっぱい書いた分の達成感はあるので、手は抜かずにやりますけどね。でも……ちょっと載せるの遅れてもユルシテネ。


 サカイさんサエちゃん編を境にしばらくしんみりしたのはよそうかなーと思ってたんですが、話を思いついてしまったものは仕方ないとばかりに書きました。

 ヤナツたちの裁定には読者の皆さんも思うところもあるかもしれませんが、それらはまた感想ででも語っていただけると私すごい喜びます^^


 それでは明日、カカラジでお会いしましょう!

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