文春砲を”文春砲する”試み
初出:令和7年9月28日
文春砲というネットスラングがある。
小生は立花孝志氏のユーチューブ動画でこの言葉を知った。
文春砲とは「週刊文春」が報道する著名人のスキャンダルやスクープのことだが、その報道によってもたらされる社会的な影響や波紋が大きいので「砲」と称されるようだ。
また「週刊文春」の他にも「文春オンライン」やユーチューブ番組「元文春記者チャンネル」で暴かれるスキャンダルも広義の文春砲に含まれるのではないかと小生は考える。あるいは「週刊文春」が本家文春砲で、「文春オンライン」や「元文春記者チャンネル」は分家の文春援護射撃部隊といったところか。
小生は文春砲の報道が必ずしもすべて虚偽だとは思わないし、スキャンダルの標的にされた著名人が本当は悪玉ではなかったとも思わない。ただ文春砲は、ディープステート=CIAが”政敵”を失脚させるツールとして利用されている。そういう見解もあることを主張したい。
たとえばかつて文春砲はタレント松本人志のセクハラ問題を暴いた。ところがネットジャーナリストのリチャード・コシミズ氏は、松本氏がテレビで反ワク発言をしたため文春砲の標的にされたと説く。
1.マルコポーロ事件と文春砲
かつて「週刊文春」の版元である文芸春秋社は「マルコポーロ」という雑誌を出版していた。
ところがあるとき、同誌は「ナチスドイツはユダヤ人を虐殺しておらず、ホロコーストの歴史は虚偽である」といった内容の特集記事を掲載した。
これがユダヤ金融資本=ディープステートの逆鱗に触れた。
文芸春秋社の取引先の大手銀行から融資が受けられなくなるなど圧をかけられ、同社は彼らの軍門に屈した。日本の大手銀行はこのころ、ユダヤ金融資本に牛耳られていたのだろうか。
「マルコポーロ」は廃刊に追い込まれ、同誌編集長は解雇。さらに「文芸春秋」でホロコースト虚偽説について訂正と謝罪の意を掲載した。
この他、「マルコポーロ」の元編集員たちは強制的にセミナーに参加させられ、ホロコーストの歴史(洗脳?)教育を受けさせられたという。
こうして「マルコポーロ」事件後、「週刊文春」はディープステート=CIAの御用メディアに成り下がったらしい。
以上が文春砲の誕生秘話である。
2.最近の文春砲
最近、広義の文春砲が暴き出したスキャンダルを観察してみよう。
一つには、前橋市の女性市長のスキャンダルがある。部下で既婚者の男性職員と10回程度、ラブホテルに同伴していたとが明らかになった。
また自民党総裁選候補である小泉進次郎氏のステマスキャンダルも広義の文春砲だ。SNSで自身を応援する書き込みや総裁選の対抗馬を貶める書き込みを小泉氏自身が指示したことが発覚した。
前橋市長の件はスピン報道ではないかと邪推する。
「元文春記者チャンネル」で元記者がかつて地方議員の不倫スキャンダルを記事にしたところ、編集会議でボツにされたことがあったという。地方議員は全国的な知名度がないのでたとえ事実でも記事にしても誰も注目しないからだ。
ところが今回はなぜ記事になったのか。
おそらく女性市長が美人なので、世のスケベオヤジたちの注目を引くからだ。
実際、動画の再生数からしてもこの目論見は正解だった。
大谷ハラスメントに食傷気味の大衆は見事にこのスピン報道に引っかかった。
では、どんなニュースを隠すためのスピン報道だったのか。これが小生にはよくわからない。
一方、小泉氏のステマスキャンダルだが、おそらくCIAは自民党総裁選で高市氏を推している。だからその対抗馬である小泉氏を文春砲で牽制したのだ。
いずれにせよ、文春砲の標的になったからといって、小生は女性市長のラブホ通いを擁護するわけでも小泉氏のステマ行為を擁護するわけではない。
ただ文春砲が標的にする著名人はどういう裏事情で叩かれているのか、その背景について推測しなくては真実は見えても来ないと思うのだ。
3.しあわせな結婚
ところで最近、「しあわせな結婚」というテレビドラマにはまっている。
実は「元文春記者チャンネル」で「しあわせな結婚」は木原誠二事件を元にドラマ化したものだとのことだったので、興味を覚えてティーバーで観てみた。
木原誠二事件というのは、衆議院議員の木原誠二氏の奥様の元旦那が不審死した事件だ。
当初、警察は自殺と判断したが、他殺の疑いが出てきて再捜査が始まった。ところが木原氏の政治家の権力で警察の再捜査を止めたというもの。
これも文春砲である。
実のところ、元旦那の殺人犯は奥様説と奥様の父親説をネットで見つけた。
当時、木原氏は岸田政権の”頭脳”であり、岸田政権を葬りたかったCIAとしては木原氏を貶めたかった。
CIAとしては都合がいいことに、政治家の大半は「たたけばほこりが出る」。だから誰にどのタイミングで文春砲を浴びせるかを調整するだけでいい。
こんなふうに邪推している。
テレビドラマは木原誠二事件を知らなくても楽しめる。というかあまり木原誠二事件と関係ない。
「元文春記者チャンネル」で「しあわせな結婚」を紹介したのは、単なるステマ番宣だったのではないか。今になってそんなふうにも考える。
だがテレビドラマとして面白いことは面白いので「元文春記者チャンネル」に腹は立たない。
ところで「元文春記者チャンネル」によれば、「しあわせな結婚」というタイトルは、真実を知らなければ結婚は幸せなものになったという意味だとのこと。
しかしながら小生なら、殺人を犯しても、もみ消してくれる特権階級を伴侶にすることが、「しあわせな結婚」なのではないかと考えてしまう。これは天邪鬼の発想だろうか。
(つづく)




