2025参議院選挙雑感 オールドメディア化するSNS
初出:令和7年7月21日
7月20日、参議院選挙があった。
マスコミは当初から自公の過半数割れと参政党、国民民主党の躍進を予想していた。
結果はほぼその通りになった。ただし、前日、午後8時に行われたNHKの開票速報・予想とくらべると一夜明けると自民党は1議席増やして39議席になったので、小生の個人的意見としては与党は健闘したという感じか。
マスコミは参政党と国民民主党の躍進ばかりを報道するが、ネットジャーナリスト、リチャード・コシミズ氏はXで、今回の選挙で改憲勢力が票を伸ばしたとしている。
また曖昧な表現だか、コシミズ氏は自身が応援していた川田龍平氏の落選を受けて、不正選挙があった可能性も示唆している。
改憲勢力の議員数は国会で三分の二以上を確保。憲法改正には国会の決定だけでなく、国民投票で過半数賛成が必要だが、不正選挙の手口を使えば国民投票も何とかなるはずだ。
日本はこのまま支配者階層の目論見通り「改憲→日中戦争突入」の道を進んでしまうのか。
マスコミからは自民党大敗の結果を受け、早くも「石破降ろし」の大合唱が聞こえてきた。
これに対し、コシミズ氏は日本のために石破首相は辞任せず続行すべきだとしている。「石破降ろし」は自民党内の政権を奪取したい勢力が主に提唱しているのだろうが、この中には旧統一教会癒着勢力がいる。この癒着勢力を排除するためにも石破首相の続投が望ましい、とのことだ。
1. 電通入ってるSNS
小生が今回の参議院選で感じたのは、ユーチューブやSNSには完全に”電通入ってる”という感触だ。
小生は普段、ユーチューブ、フェースブック、ミクシー、Xをやっている。イーロン・マスクのXだけはさすがにキーワードで検索すると陰謀論系の書き込みを見つけるが。
昔にくらべてSNSは言論の自由が規制されている感じがする。と言うより、同じ陰謀論でも”電通入ってる”陰謀論だけがネットを跋扈し、そうでない純血な陰謀論はそれらに駆逐されている感じなのだ。
確かに既存政党に対して国民の多くはうんざりしているのは事実かもしれないが、かといって得体の知れない新興勢力の泡沫政党をみんながみんな支持するわけはないだろう。
ネットを含む新旧メディアはともに国民の多くが参政党と国民民主党を支持しているかのようなフェイク情報を流し、実際の選挙ではムサシ不正選挙で参政党と国民民主党の議席を大幅に増やす。
もしマスコミがフェイク情報を流さないでいきないムサシ不正選挙をやると、不正選挙をやった事実が国民にばれる。そこであらかじめ国民の多くが両党を支持しているというニュースを流した後に不正選挙を実行したのではないか。
小生はこのように邪推している。
同じ要領で憲法改正の国民投票をすることが懸念される。
まずマスコミで国民の多くが中国人に敵対感情を持っていることを煽る。ついで国民投票でムサシを使って過半数が改憲に賛成。そしてその流れで日中戦争勃発というシナリオだ。
2.参政党と国民民主がだめな理由
①参政党が目指すは戦前の日本
参政党が提示した憲法改正案を小生はよく見ていない。よく見ていない以上コメントすべきでないとツッコミが入りそうだが、要するに戦前の天皇万歳軍国主義の日本に先祖帰りしようとするのが同党の思想のようだ。
今回の選挙でこれを知らずに同党に投票した人も多いと思うが、今一つ、参政党の本質について理解する必要があるだろう。
もちろんそれ以上に、リチャード・コシミズ氏や黒川敦彦氏の動画から、神谷代表が統一教会系サンクチュアリ教会やシオニスト集団と懇意であることがわかる。
参政党は反グローバリスムを表明しながら、実は日本でグローバリストに一番近い政党かもしれない。
②タマキンは不倫しなかったから悪い
かつて国民民主党の代表、玉木一郎氏は「103万円の壁」を提唱し、減税政策を提言したが、グラドルとの不倫が発覚して提言を引っ込めた。
ところがネットでは玉木氏はグラドルとは一緒に食事しただけで不倫とは言えないといった書き込みを見つけた。
おそらく玉木氏は米国大使に命令されて減税案を引っ込めたと思われる。その大義名分としてグラドルと不倫したことにしたのだ。
既婚者の政治家が不倫するのもよくないかもしれないが、それを口実に高い税金に悩む国民をほったらかしにして減税政策を延期するとはいかがなものか。彼もまた裏社会側の政治家なのだろう。
玉木氏が消費税を廃止にしたなら、数回追加で不倫しても免除にしていいと小生は思っている。
玉木氏のニックネームはタマキン。まさに勢力絶倫のプレイボーイといったネーミングだ。
マスコミはタマキンが不倫したから悪いとしているが、上記の理由からタマキンは不倫が嘘だったから悪いと小生は思うのだ。
3.続投を決めた石破首相
これを執筆時(7/21 16:00現在)、石破首相の続投ニュースを見つけた。
記者会見で石破氏は参議院選でも惨敗にもかかわらず辞任せず、続投する意向を明らかにしたようだ。
私は石破氏も自民党も支持してないが、石破氏の続投は今回の参議院選挙で唯一の明るいニュースに思える。
これにより自民党内の悪しき既得権勢力が一掃されるのではないか、という期待感からである。
そもそも”続投”という表現は野球からきているのだろう。ピッチャーが交替せず投げ続ける状態の比喩だ。
野球にたとえるなら、石破氏の昨今の米国に対する「なめられてたまるか」発言は逆転満塁ホームランといったところだ。
これに対し、今回の政権続投発言はさしずめタイムリーヒットだろう。
またこの後、給付金を配れば、勝利打点につながる犠牲フライまたはヒットエンドランだろう。
野球用語を連発したが、今後とも石破首相には国民のために”政治的ヒット”を打ちづつけてもらうことを祈念したい。
(つづく)




