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どうでもいい話 脱力エッセー  作者: カキヒト・シラズ


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運がいいことに能登で地震 VS なめられてたまるか  政治家問題発言考

初出:令和7年7月13日


 鶴保議員が参議院選応援演説で「運がいいことに能登で地震」発言。

 一方、石破首相は米国の関税政策に対して「なめられてたまるか」発言。

 どちらも政治家の問題発言として物議を醸しているようだ。

 

 政治家の問題発言は、結婚式のスピーチの揚げ足取りに似ている。

 「別れる」、「切れる」など忌み言葉が意外といろんな人のスピーチの中に出てきたりする。

 そこへいくとスピーチのうまい人は忌み言葉を一つも使わず、心に残るいい話をする。

 政治家もよく結婚式に呼ばれることもあると思うが、スピーチは上手な方ではないかと推測する。

 

 政治家は選挙のプロであって政治のプロではない、というのが官僚たちのよくある弁だが、私に言わせれば政治家は政治のプロ以前にスピーチのプロである。

 そういう意味ではマスコミに突っ込まれる問題発言は政治家として失格だという意見もあるだろうが、私個人の意見としては微妙なところだ。

 政治家はスピーチのプロとしては二流、三流でもいいが、政治のプロとして一流であることが望ましい。


 マスコミの前で口を開けば問題発言、差別発言を連発するが消費税を撤廃する政治家と、問題発言は一切ないが税金を上げ続ける政治家がいたら、私は前者を支持する。

 自分の生活に直結する税金をなんとかしてもらいたいからだ。



1.「なめられてたまるか」で国民的溜飲を下げる


 小生は個人的に石破首相を支持しているわけでも、自民党を支持しているわけでもないが、石破首相の米国に対する「なめられてたまるか」発言には、ロックバンドのコンサートなみにシビれた。

 石破さんは最高にカッケー。石破さんこそ男の中の男だ。

 こう言ったら、男の中の男という表現がジェンダー時代の差別表現だと反論されるかもしれない。


 戦後の日本は独立国ではなく、実質的な米国の植民地。

 未来の学校の歴史の教科書にはまちがいなく、そう記述されているはずだ。

 植民地の首相が勇猛果敢に宗主国の大統領に物申す。

 漫画の主人公でもなければ、こうした英断は滅多にないはずだ。

 

 「なめられてたまるか」を中国やロシアに言ってみよ。こうした発言をSNSでよく目にしたが、これを書いたのは普通の日本人だろうか。

 それとも旧統一教会系、または電通系のCIA傘下のプロパガンダ工作員だろうか。


 最近、自分の意見と少しでもちがう人をプロパガンダ工作員だと疑うのは正しくないと反省したところだが、それにしても気になる。

 いずれにせよ、プロパガンダ工作員に対してはこれ以上「なめられてたまるか」と思う今日この頃である。


(つづく)


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