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どうでもいい話 脱力エッセー  作者: カキヒト・シラズ


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既存メディア”通夜状態” 斎藤知事 VS トランプ

初出:令和6年11月18日


 またしても”通夜状態”がXでトレンド入りした。

 兵庫県知事選でマスコミの予想に反して斎藤知事が再選。米国大統領選でトランプ氏が再選されたときと状況が似ている。だからマスコミは”通夜状態”なのか。

 二つの選挙で共通しているのはマスコミ不信任といったところだろうか。

 ただしイーロン・マスク氏に言わせれば、マスコミ全般ではなく既存メディアが信頼されなくなったのであって、同じマスコミでもXは信頼されているといったところだろうか。

 二つの選挙で勝ったのは斎藤知事やトランプ氏と言うよりX。敗退したのは他の候補者と言うより既存メディア。

 有権者は既存メディアに洗脳されなくなったと言うべきか。


 もっとも過去にもマスコミがネガティブな報道をしていたにも関わらず、当選した議員はいることはいた。

 たとえばバブル時代、自民党政権の度重なる汚職事件をマスコミは糾弾したが、大物議員は選挙では当選した。

 だが今回の選挙のように”山が動いた”感は当時はなかった。

 当時、日本は戦争に巻き込まれる心配はなかったし、国民は日常生活に困る経済状態ではなかった。

 悩みと言えばブランド品を買い集めたり、海外旅行に行ったりして、いかに隣近所に見栄をはるか、いかに友人にマウントを取れるかぐらいだったのではないか。

 だから政治家のスキャンダルがあっても、現状の生活を変えられたらかえって困ると考えていた中間層が国民の多数派だった。


 ところが現在は日常生活を維持するにも不安を抱いている国民がかなり増えた。

 こうしたことから既存の既得権勢力に対する反発が強くなった。

 今回の兵庫県の知事選では、知事ではなく、知事を降ろそうとした県議会とマスコミ側を有権者は既得権勢力と見なしたのかもしれない。


(つづく)


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