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どうでもいい話 脱力エッセー  作者: カキヒト・シラズ


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もしトラ VS 石破かよ

初出:令和6年10月19日



 「もしトラ」という言葉を時々ネットで見つける。

 もし米国大統領がトランプになったらどうしようといった意味で、普通はネガティブな意味で使われるようだ。

 トランプが大統領になったら株価が下がり、経済が停滞するのでは。トランプが大統領になったら、在日米軍基地に払う思いやり予算が値上げし、国民の生活が逼迫するのでは。

 一方で陰謀論マニアはトランプ推しだ。

 トランプが大統領になればエプスタインリストが公開され、児童売春をしていた世界中の悪しきセレブが一掃される。ロシアとウクライナの戦争が終結し、これ以上死者が出なくてすむはず。


 小生の予測はこの中間だ。

 2016年の大統領選挙でトランプが当選したときのこと覚えているが、トランプ(またはその支持者?)は自分が当選したら911自作自演テロの真犯人たちを公表するといったツイートをして陰謀論マニアたちの人気と票を集め、いざ当選してみると結局、何もしなかった。

 今回も選挙前のリップサービスかもしれない。

 陰謀論マニアが期待するほどのことはトランプは大統領になってもやらないかもしれない。

 だがカマラ・ハリス大統領よりましという感じはある。


 一方、国内政治はどうか。

 石破首相の所信表明演説を立憲民主党の新代表、野田佳彦氏は「近代まれにみるスカスカの演説」と酷評。野田氏の言っていることは正しいが「お前が言うな」というのが小生の感想だ。

 確かに石破氏の所信表明演説は高市氏が当選した場合でも小泉氏が当選した場合でも使える官僚の作文で、石破氏が総裁選で述べた政治方針が反映されてない。

 いきなり解散総選挙だが、石破氏は自民党内の裏金議員や統一教会癒着議員をやや冷遇した選挙戦を展開しているようだ。

 新聞の予想では自民は単独過半数割れで自公連立で過半数を維持する見通しだという。

 石破政権が期待できるかどうかは今後の様子見だ。しかしあまり大きな期待はできない。


 ところで総理大臣時代、民主党の自爆解散に踏み切った野田氏。これは当時の民主党支持者に言わせれば、「近代まれにみる愚行」といったところ。解散はジャパンハンドラーズからの命令だったのだろうか。

 そんな野田氏も民主党が政権をとる直前、名演説をしている。

「政治家は当選したらマニュフェストに書いてあることをやり、マニュフェストに書いてないことはやらないんです」

 ところが野田氏は総理大臣になるとマニュフェストに書いてない消費善8%の増税法を成立させた。これを実施したのは自民党の安倍政権時代だが、小生からすればどちらが悪いというより両方とも迷惑な首相だ。安倍政権時代、さらに消費税は10%まで上がった。


 今回、日米の政治を比較して面白いと思ったことが二つある。

 一つは菅元首相のバイデン化。もう一つが小泉進次郎氏のカマラ・ハリス化である。


 Xでは「菅さん大丈夫」がトレンド入り。ターボ老化でいきなりボケ老人になった菅氏。まさに日本のバイデンか。

 ネットでは本物のコロナワクチンを間違って接種してしまい、ターボ老化が進行したのでは、という噂が広まっている。

 通常、首相は注射でワクチン接種しているを動画を複数回公開するが、打ってるのは生理食塩水などプラセボで、本物のワクチンではないという。これが陰謀論ジャーナリストたちの言説だ。


 一方、小泉進次郎氏は今回の総裁選では若くてイケメンが長所だが、テレビ討論会でぼろが出た。

 小生はテレビを見てないが、小泉氏もハリスもテレビで政治問題についてトンチンカンな回答をしてしまい、勉強不足がバレ、一気に国民の支持率を失ったとのこと。


 だから何なのかと言われれば身も蓋もないが、今どき頼れる政治家はいないが結論か。

 これもまた「どうでもいい話」ではある。

 

(つづく)

 

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