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どうでもいい話 脱力エッセー  作者: カキヒト・シラズ


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27/88

ムッソリーニ、チャウセスク、安倍

初出:令和6年6月8日


「ムッソリーニ、チャウセスク、安倍。この三人の政治家は似ている」

 これは陰謀論ジャーナリスト、ベンジャミン・フルフォード氏(以下BF)の弁だ。

 ユーチューブ動画「国家非常事態宣言」だったと思う。このときまだ安倍政権時代で安倍晋三氏が暗殺される二年前ぐらいだった。

 BFはこの動画で安倍氏の暗殺をほのめかしており、予言は的中したとも考えららるが、リアルタイムで見ていた自分としては”予言のはずれ感”も強い。というのはBFは今から三か月後から半年後ぐらいに安倍氏が暗殺されると予言したのに対し、実際の暗殺事件はそれから二年後だった。

 ニアミスの予言といったところか。

 

 ところでムッソリーニ、チャウセスク、安倍の三人の共通点は何か。


①そのまちがった独裁政治により国の経済は疲弊し、最後は不満がたまった民衆によって暗殺された元首クラスの政治家

②破滅寸前の負け組超大国に最後までしっぽを振ってついていき、自国もろとも没落させた元首クラスの政治家


 イタリアのムッソリーニは当時の超大国ナチスドイツにしっぽを振った。同様にルーマニアのチャウセスクは今はなきソ連にしっぽを振った。

 安倍がしっぽを振った相手は言うまでもなく米国だ。

 こう書くと米国も日本も破綻していないから、安倍はムッソリーニやチャウセスクとちがうといった反論もありそうだが、そこは「どうでもいい話」シリーズである。本来、政治談議はこうした反論に対する弁明を用意した上で論じるべきだろうが、その体力も気力もない。

 というより「どうでもいい話」はここからが本題なのだ。


 学校の歴史の授業ではムッソリーニが逆さづりにされ、民衆に殺されたという話を教わった。

 ところがBFによると、ムッソリーニは逆さづりにされただけでなく、ペニスを切り取られ、口に押し込まれたという。

 こういう下ネタ系トリビアを学校の授業で教えてほしかった。そうすれば退屈な学校の授業にも興味がわき、もっと勉学に励むようになったはず。その結果、自分は今よりはましな大人になっていたのではないか。そんなふうにも思える。

 それにしろ、”ペニスを切り取って口にくわえさせる”といったテロ行為に、イタリア人の大人のセンスを感じてしまうのは自分だけか。


(つづく)


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