占星術と陰謀論ふたたび
初出：令和６年３月２０日
陰謀論マニアである小生は、最近、ユーチューブ動画で西洋占星術をよく見ているという話を以前書いた。
実のところ、陰謀論に興味を覚える以前から星占い関連のサイトには昔からよくアクセスしていた。
よく当たる占いはサイトの方であり、占いの動画はむしろエンターティメントとして楽しんでいる。
ユーチューブ動画で占星術師が軒並み陰謀論を語ることも、小生の興味を引く理由になっている。
特にマドモアゼル愛氏の動画は陰謀論そのものだ。
愛氏によれば世界の支配者層は一流の占星術師を雇っており、”験を担ぐ”意味で大きなプロジェクトを開始するタイミングは星占いで決めるという。
第二次大戦のメインキャラクター、ヒトラー、チャーチル、ルーズベルト、スターリン。ネット陰謀論ジャーナリストの大御所、リチャード・コシミズ氏によれば、彼らは全員、隠れユダヤ人だという。
一方、オカルト評論家の秋山眞人氏の書籍には、この四人は全員、占星術師をコンサルタントとして雇っていたことが書かれている。占星術師の具体的な名前まで公表している。
世界の支配者層が占星術師を雇っていることは確実だろう。
東日本大震震災が起きたとき、天王星が魚座から牡羊座に移動した。
陰謀論的にはこれは自然災害でなく、人工地震とされている。
ディープステートが占星術で人工地震を起こす日にちを決めたのだろうか。
ところで２０２５年７月７日に天王星が牡牛座から双子座に移動するが、ユーチューブ動画にはこの日の前後に大きな天災が起こるとする予言が７件あるという。それぞれ別のユーチューバーの動画だ。
もしかしたらディープステートはこの日に気象兵器で巨大な天災を企んでいるのかもしれない。７名のユーチューバーは予言者という建前で彼らに雇われた広報部員なのかもしれない。
もちろん占星術は支配者層の”験担ぎ”だけに利用されるものではなく、基本は占いである。
愛氏によれば土星が水瓶座から魚座に移動した２０２３年３月ぐらいから約３年間、政府の嘘が露呈し始めるという。
反ワク派の愛氏が唱える”政府の嘘の露呈”とは、コロナワクチンが安全なものではなく、極めて危険は毒性を持っていたことが白日の下に晒されるという意味だ。
さらに２０２６年のバレンタインデーぐらいに土星が魚座から牡羊座に移動し、ほぼ同時に海王星が土星とコンジャンクションする。
これは何を意味するのか。
愛氏によればこれまでの日本は消滅するという。
とは言え、日本列島が海に沈没するという意味ではないらしい。
明治維新で日本は江戸幕府から明治政府に政治体制が切り換わった。
戦後、大日本帝国がなくなり、憲法が改正され、現在の日本国になった。
また９０年代にはソビエト連邦がなくなり、ロシア共和国になった。
このような政治的リニューアルやシフトチェンジがこの国に起きると予言している。
また同氏はこれはわれわれ人民にとって幸福な変化になるとも予言している。
よい占いなら当たってほしいと願うところだが、実際、一流の占星術師はディープステートが雇っているとのこと。
彼らは彼らなりに占星術を駆使して人民支配を企んでいるわけで、果たしてこの戦いに人民側は本当に勝てるのか、心もとないところではある。
（つづく）
