第1集 恚憾|依稀|懿軌|懿筐|懿業|郁郁|幾許|幾尋|彝訓|貽訓
恚憾 「いかん」
腹を立てて恨むこと。怒り恨むこと。
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依稀 「いき」
明らかでないさま。ほのかなさま。かすかなさま。
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懿軌 「いき」
すぐれた見本。立派な手本。
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懿筐 「いきょう」
深さのある竹の籠。
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懿業 「いぎょう」
立派な仕事。
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郁郁 「いくいく」
① 文物の盛んなさま。
② 香気の盛んなさま。
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幾許 「いくばく」
① 数量・程度の不明・不定なことをいう語。どれほど。
② ある程度。若干。
③ あとに係助詞「も」と打消しの語を伴って、数量・程度が多くないことを表す。あまり。
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幾尋 「いくひろ」
どれほどの長さ。また、非情な長さ。
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彝訓 「いくん」
人の守るべき道。常に行うべき教え。
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貽訓 「いくん」
先人の残した教え。
恚憾――国語辞典オンライン
依稀――デジタル大辞林「goo国語辞書」
懿軌――国語辞典オンライン
懿筐――国語辞典オンライン
懿業――国語辞典オンライン
郁郁――デジタル大辞林「goo国語辞書」
幾許――デジタル大辞林「goo国語辞書」
幾尋――精選版 日本国語大辞典「コトバンク」
彝訓――精選版 日本国語大辞典「コトバンク」
貽訓――平凡社「普及版 字通」「コトバンク」
ほら、懿が多い。この集だけで三つもありますよ。
ちなみに恚も結構ありますが、前のほうにこの漢字が来ることはあまりないので、至るところに散らばっていると思います。
いわば「隠れミ〇キー」みたいなものです。